コンサートでのRAIN(ピ)
コンサートでのRAIN(ピ)
去る8月29日、30日、さいたまスーパーアリーナにて韓国の歌手兼俳優RAIN(ピ/本名:チョン・ジフン/27)が、2年ぶりとなるコンサート<LEGEND OF RAINISM 2009 /RAIN ASIA TOUR IN JAPAN>を開催した。日本が本アジアツアーの初日となる。

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初日(29日)の公演直前に行われた記者会見でRAIN(ピ)は「今回のアジアツアーは、“シンプル”なステージを展開する。僕自身をよりフォーカスした自然で余裕のあるパフォーマンスを披露したい」と話していた。その言葉通り、コンサートでは生バンドをバックに、小道具もほとんど使用せず、あいさつ以外のMCもないという今までとは異なる演出を見せ、次から次へとRAIN(ピ)の楽曲を華麗なダンスとともに披露するかたちとなった。しかし、シンプルな構成とはいえ、RAIN(ピ)の魅力を十分に見せつけるステージで観客を魅了した。

また8月29日は、今年50歳で亡くなった“King of Pop”マイケル・ジャクソンの誕生日でもあった。会見でマイケルについて聞かれたRAIN(ピ)は「彼は最高のパフォーマー。彼のおかげでさまざまなエンターテインメントが生まれた。僕のダンスの原点でもある。永遠に尊敬する人」と話した。また、マイケル・ジャクソンが亡くなった6月25日は、RAIN(ピ)の誕生日でもある。アジアを代表するダンス歌手に成長したRAIN(ピ)は、そのマイケルを偲ぶかのように、『ビリー・ジーン』の冒頭部分を完ぺきなダンスパフォーマンスで再現し、会場から握手喝采を浴びた。

『IT’S RAINING』、『RUNNING AWAY FROM THE SUN』、『I DO』、『I’M COMING』、『BAD BOY』、『LOVE STORY』、『RAINISM』などのヒット曲を含め全25曲を熱唱したRAIN(ピ)は、激しいダンスのほかにも、アコースティックバージョンでしっとりと歌い上げるなど、ダンス・歌唱力ともにブランクを感じさせない実力を見せた。さらに、恒例の上半身裸となり雨に打たれる演出や、女性ダンサーとのセクシーなダンスなどでファンの視線を釘付けにした。

一方、日本を皮切りにスタートしたアジアツアーは今後、中国をはじめ東南アジアなどをまわる予定だという。また、RAIN(ピ)は韓国での活動についても言及し、ドラマ出演を検討していることや、ニューアルバムも計画中であることを報告した。RAIN(ピ)の韓国での活動も期待したい。
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