公演に先立ち会見するキム・ジョングク=31日、東京(聯合ニュース)
公演に先立ち会見するキム・ジョングク=31日、東京(聯合ニュース)
キム・ジョングクが30日に日本で初の単独コンサートを開き、”夏の男”の呼び名にふさわしい清涼感あふれる歌声を披露した。

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 公演は東京の中野サンプラザホールで2時間半にわたり行われ、約2000人のファンが駆けつけた。昨年リリースした5枚目のフルアルバム『Here I Am』の収録曲で幕を開け、グループ<TURBO>時代のメンバー、マイキーとともに『幼い頃の夢』などのヒット曲を歌いファンを楽しませた。また、氷川きよしの演歌を披露するなど新たな一面を見せ、拍手を浴びた。

 「日本での初コンサートを見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございます」と、日本語であいさつしたキム・ジョングクは、バラエティ番組を見て会場を訪れた人もいるだろうが、自分は15年間活動してきた歌手だと紹介した。1995年にTURBOでデビューしてからこれまでの音楽活動をすべて披露するので、思い切り楽しんでほしいと付け加えた。

 ”ファンが語るキム・ジョングク”と題した映像コーナーでは、楽譜がほしい、バックダンサーとしてステージに立ちたいなどといったファンのメッセージにひとつひとつ答えた。また、チョン・ジンをはじめ、イ・ヒョリ、<BIG BANG(ビッグバン)>のD-LITE、ユン・ウネ、チャ・テヒョン、格闘家・秋山成勲からの祝賀メッセージも紹介された。

 ”キム・ジョングク自身が語るキム・ジョングク”コーナーでは、つらくても寂しくてもなかなか口にしない方で、最近は多くのインタビューをこなしているが、だれかと会話を交わした記憶がないと打ち明けた。芸能人生活とは「終わりのないローラーコースターに乗った気分」だと例えたりもした。一方で、歌うこと以外に自分にできることは思いつかず、これからも一生歌手として人々に記憶されたいと強調した。

 この日のステージには同じ事務所のヒップホップデュオ<Mighty Mouth>も友情出演し舞台を盛り上げた。

 キム・ジョングクは昨年5月に軍服務を終え、同年8月に東京で初のファンミーティングを成功裏に開催した。30日の東京公演に続き、31日には大阪のNHKホールでコンサートを行った。
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