韓国観光公社の呉志哲(オ・ジチョル)社長は27日、日本の美容家でタレントのIKKOを韓国観光の名誉広報大使に委嘱した。観光公社は、IKKOの知名度だけでなく、韓国通で知られるIKKOの韓国への特別な関心を理由に挙げている。

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 IKKOは日本中に韓流ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュン主演ドラマ『冬のソナタ』に魅了され、2001年から韓国に関心を持ち始めた。IKKOが出演番組で韓国の化粧品”BBクリーム”を紹介すると、日本人観光客がソウル・明洞でこれを買い占めるという現象も起きた。昨年5月には韓国旅行のガイドブックを出版し、韓国の魅力を詳しく紹介している。

 IKKOは今後、名誉広報大使としてハングルや茶道、経絡などさまざまな韓国文化を直接体験し、広報に努める。出演するテレビ番組でも紹介していく予定だ。

 観光公社側は「最近、日本人観光客が増えているが、IKKOを広報大使に委嘱したことで相乗効果を生み出せると予想している」と期待を示した。
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