(左から)ソ・ジソブ、チャン・フン監督
(左から)ソ・ジソブ、チャン・フン監督
2月26日午後、新宿ミラノ1にて韓国俳優ソ・ジソブカン・ジファンがW主演した映画『映画は映画だ』のジャパンプレミアが開催され、上映終了後にソ・ジソブとチャン・フン監督が登壇し舞台あいさつを行った。

韓国映画「映画は映画だ」のキャスト、公開日、あらすじ

韓国映画『映画は映画だ』は、ヤクザより暴力的でプライドが高い“映画スター”と映画俳優の夢を捨てきれない“ヤクザ”という全く別の世界を生きる男たちのドラマ。対照的な2人の男を演じるのは、韓国で人気・実力ともに最も勢いのあるソ・ジソブとカン・ジファン。また、韓国映画界の鬼才キム・ギドクが制作を務め、監督はギドク作品の助監督を経験してきた新星チャン・フン。

舞台あいさつでソ・ジソブは、「公開前から関心を寄せてくださり、主演俳優として本当に有難い」と感無量の様子。また、「シナリオが気に入った。いい作品に出会えてよかった」とソ・ジソブにとって軍除隊後初の映画となっただけに、その意気込みを振り返った。

チャン・フン監督は「キャストを選ぶ中で1番最初に思い浮かんだのがソ・ジソブさんだ。出演してもらえて光栄だった」と“韓流スター”ソ・ジソブを絶賛した上で、壮絶な乱闘シーンでソ・ジソブの骨にひびが入るなどしたことをエピソードとして紹介した。一方、アクションスクールに通ったというソ・ジソブも、「実際にけんかをしているような感覚で殴り合っていた」と撮影の苦労を語った。

また、映画のキャラクターとは異なり、舞台挨拶のため衣装にも気を使ったというソ・ジソブは「実際の僕は残酷ではない。見てのとおり穏やかです」と笑いを誘うと、会場に集まったファンからは「セクシー」、「カッコいい」などの声が飛び、本人も照れ笑いするという一幕もあった。

そんなソ・ジソブとカン・ジファンが俳優魂を見せた映画『映画は映画だ』(配給:ブロードメディア・スタジオ)は、来たる3月14日よりシネマスクエアとうきゅう他にて全国順次ロードショーとなる。

また、インタビューや撮影の裏側などが収録されたメイキングDVDが本日2月27日にリリースされた。ソ・ジソブにスポットを当てたソ・ジソブ版<メイキングof映画は映画だ~ソ・ジソブin Black~>と、カン・ジファンにスポットを当てたカン・ジファン版<メイキングof映画は映画だ~カン・ジファンin White~>の2種類で、それぞれの魅力が収められている。

一方、ソ・ジソブの音楽プロジェクト「G」も活動を開始。3月27日エイベックス・エンタテインメントより、『映画は映画だ』のエンディングテーマ曲『孤独な人生』が発売となる。ソ・ジソブ自身がミュージックビデオに出演し、ラッパーとしても参加、ファンの間で話題沸騰の楽曲だ。
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