ノ・ヨンソク監督の初の長編映画『昼酒』が、来年3月に米国で封切られる。配給会社が30日に明らかにした。
 
『昼酒』は、失恋した主人公が江原道・旌善を旅しながら得るさまざまな経験を描く作品。制作費1000万ウォン(約70万円)という低予算作品で、独立映画としては異例ながら、10月の釜山国際映画祭で米映画会社イレブンアーツに現地版権が販売された。第61回ロカルノ国際映画祭でスペシャルメンションを受賞したほか、トロント国際映画祭、テッサロニキ国際映画祭、ストックホルム国際映画祭などに招待され好評を得た。来年開かれる香港国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペント映画祭 コペンハーゲン・ナットフィルム映画祭、ウィスコンシン映画祭などからもラブコールを受けている。

配給会社側は「酒と女、旅行という普遍的な素材だけに、米国でも好評を得られるはず」と期待を寄せている。韓国内での封切りは来年2月5日の予定。
Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0