全羅南道・莞島郡の海辺にあるドラマ『海神』のロケ地が、先ごろ観光地造成計画の承認を受け、来年から本格的な開発に着手する。
莞島郡によると、海神・張保皐地区観光地開発計画は、昨年10月にドラマのセットが観光地指定を受けたのに続き、今月14日に観光地開発計画が最終的に確定された。ドラマのセットは、放映後の管理が行き届かず頭痛の種になることも多いが、同セットは民間事業者が事後管理を行い、別の時代劇が多数撮影され、観光客の足も途絶えていないことから成功例に挙げられている。

開発計画に伴い、ドラマのセット一帯の24万3518平方メートルには船舶展示や体験場、海洋レジャー施設、植物園、宿泊・娯楽施設などが設置される。また、ロケ地周辺の農家住宅を民泊に指定し、観光地開発効果が住民所得創出につながるよう計画された。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0