韓国俳優チャ・インピョが“無冠の恨”を見事晴らした。

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チャ・インピョが主役を演じる映画『クロッシング』は6日、京畿道(キョンギド)利川市(イチョンシ)雪峯公演大公演場で開かれた<第16回利川映画祭>で8冠に輝いた。
これまで唯一、受賞式と縁がなかったチャ・インピョは『クロッシング』の受賞によって“無冠の帝王”というレッテルを外した。

チャ・インピョは2002年映画『アイアン・バーム』で映画界へ進出し、その後『目標は港だ』『韓半島』などで演技力を見せ付けた。2001年に年末ドラマ『黄金時代』と『その女の家』で演技対象を受賞したが、映画関連の受賞式ではその名を轟かせることはなかった。

チャ・インピョは『クロッシング』で脱北者の役を演じモンゴル、ゴビ砂漠、中国各地にて、実際に脱北者と共に危険な撮影へ挑んだ。『クロッシング』の公開を前に、著作権を侵害したとして、裁判所で上映禁止仮処分を受け興行に失敗するなど悪材料が重なった。しかしチャ・インピョは先月末に上映禁止仮処分が解除され、その後は映画祭での朗報が伝えられるなど、笑顔の結末が待っていた。

『クロッシング』は最高の賞である最優秀作品賞をはじめとして審査員大賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、音楽賞、美術賞、子役特別賞など計8部門で賞に輝いた。
なお『クロッシング』は、来年開催される<第81回アカデミー受賞式>外国語部門へ韓国代表としてノミネートされる。

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