韓国SBSドラマ『食客』で見事な演技を披露しているオ・ボンジュ役のクォン・オジュン。彼は自分の事を“主演恐怖症”だと言った。

クォン・オジュンはこれまで幾度となく主演オファーを受けてきた。代表的なのは2003年に放送されたMBCドラマ『チェオクの剣』。彼はこのドラマで主役を断り王の護衛武士の1人を演じた。

クォン・オジュンは、「僕が主役を演じていたら、ドラマがヒットすることはなかっただろう」と話す。

『食客』でも同じだった。監督からボンジュ役を演じてくれと言われた時の心境を彼は、“気持ちが沈んで行くようだった”と表現した。しかし、彼が初めて“恐怖症”を克服して主役を引き受けようと思ったのは、家族への思いからだった。

彼の妻は、「主役として充分やれる」と言いながら常に背中を押してくれたという。クォン・オジュンは、「息子に輝いている父親の姿を見せる時が来たと思った」と話した。クォン・オジュンは1996年26歳で結婚、現在11歳になる息子を抱えている。

クォン・オジュンは、『食客』の出演が決まってからすぐに自分の手に合う包丁とまな板を購入し、努力を積み重ねて行った。撮影を始めてから1年が経った今でも彼の車の中には常に包丁とまな板がある。

彼の熱演が功を奏してか、SBSドラマ『食客』は高視聴率を記録しながら月火ドラマトップの座をキープしている。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0