最高の映像美を込めようと純製作費174億ウォンを投入し、満州で大規模なアクションシーンを撮影した映画『良い奴、悪い奴、変な奴』。

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しかしその5分の1にも満たない28億ウォンの制作費で、満州はもちろん、スイス、中国、アメリカ、日本を登場させ、更にはヨーロッパとアジアを縦断するオリエンタル特急まで登場させてしまった映画がある。

リュ・スンワン監督の新作『タチマワリ(タチマワLee)~悪人よ、地獄行き急行列車に乗れ』だ。

この映画は、秘密要員タチマワ・リー(イム・ウォニ)が“独立運動秘密文書”を探すために、全世界を駆け巡るスパイアクション。

制作費28億ウォンで、大規模なアクション撮影を成功させることが出来たのは、すべての撮影を国内で行ったからだ。関係者は、「国内のスキー場でアルプスの追撃シーンを撮影し、主な背景となった満州の原野は、永宗島(ヨンジョンド)仁川(インチョン)国際空港付近で撮影した」と話した。

たとえ本物の満州でなくても、『タチマワリ』は、優れた映像美を誇っている。リュ・スンワン監督や制作陣が力を注ぎ、永宗島(ヨンジョンド)の干拓地を広大な満州原野に見えるよう工夫した。

『良い奴、悪い奴、変な奴』で登場したような馬賊団も登場する。だが同じ馬賊団でも、馬で走るのではなく満州原野を足で“駆け回る”設定で、製作費を削減した。

この他にもセリフと音響を後で録音するなど、1960~70年代に人気の高かったアクション映画の特性を生かした。どこか懐かしさの残る映画にするため。映画『タチマワリ』は、イム・ウォニ、コン・ヒョジン、パク・シヨン、リュ・スンボムが出演し、来たる14日公開される。
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