昨年の映画祭開幕祝賀公演のようす=(聯合)
昨年の映画祭開幕祝賀公演のようす=(聯合)
“発見・復元・創造”をキーワード古典映画の祭典<第2回ソウル忠武路国際映画祭(CHIFFS)>が9月3日から9日間、ソウル市中区一円で開催される。
 
映画祭組織委員会は29日に記者会見を開き、40カ国から招待した映画170作品余りのリストを発表した。オープニング作には日本の樋口真嗣監督の『隠し砦の三悪人』が選ばれた。

今年から国際競争部門を新設し、大賞(賞金3000万ウォン、約320万円)、審査委員特別賞(500万ウォン)、今年の発見賞(300万ウォン)、観客賞(200万ウォン)をめぐり、海外映画11作品が競う。審査委員は韓国からイ・ミョンセ監督、プロデフューサーのキム・ヨンさんのほか、『ディア・ハンター』のマイケル・チミノ監督、女優のリーズ・ベリンクさん、評論家の寺脇研さんらが務める。

公式招待部門ではマーティン・スコセッシ監督の『レイジング・ブル』やマックス・オフュルス監督の『歴史は女で作られる』などの復元版のほか、デビッド・リーン監督生誕100周年を記念し『アラビアのロレンス』『ドクトルジバゴ』、昨年10月に他界した女優のデボラ・カーをしのんで『黒水仙』『地上より永遠に』なども上映される。

CHIFFSマスターズ部門では、『2001年宇宙の旅』『ブレードランナー』などを手がけた特殊撮影の巨匠ダグラス・トランブル監督を紹介。アジア映画の再発見部門では市川崑監督の代表作を上映する。このほか、1958年から1998年までの8で終わる年に制作された作品を披露する<韓国映画の追憶展8>、<カンヌ監督週間40周年特別展>、最近の韓国の長編・短編映画を紹介する<忠武路Now>などのセクションも設けられる。
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