女優キム・ソナが出演する映画『ガールスカウト』とMBCドラマ『夜になれば』が、同時に、6月公開を控えている。キム・ソナは、2005年MBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』で“サムスンシンドローム”を巻き起こし、演技大賞を受賞するなど女優としても最高の栄光を手にしたが、その後、撮影中であった作品が、制作中断となったり、映画『セブンデイズ』の主人公が、キム・ユンジンと交代になるなど、まさしく“受難の時”を過ごしてきた。

キム・ソナ の最新ニュースまとめ

3年あまりこれといった作品を披露してこなかったキム・ソナの新作が公開されるとあって、関心が高まっている。新人監督のキム・サンマン監督が演出を手がけた『ガールスカウト』は、詐欺師にお金をだまし取られた後、そのお金を取り戻すため“ガールズ4人組”が詐欺集団と関わり、巨大な犯罪に巻き込まれていくというコミカル映画だ。人気漫画『ワタンカ』のストーリー作家キム・ソクジュが、脚本を手がけている。キム・ソナ演じる“チェ・ミギョン”は、生活力には長けているが商売では赤字続きのため、夫や娘と離れて暮らしている30代の“アジュンマ(おばさん)”。失敗を恐れないチャレンジ精神で常に事件の中心に立つ人物。

来たる6月16日から放送されるMBCドラマ『夜になれば』は、『冬のソナタ』、『雪の女王』を手がけた作家キム・ウニとユン・ウンギョンが脚本を手がけている。キム・ソナは、文化財保護管理課で働く“セクシー女”ホ・チョヒ役を演じる。若い女性だけを狙う“プレイボーイ”の美術学者ボムサンをイ・ドンゴンが演じる。ぶつかり合いながらも、お互いへの愛を募らせていく内容だという。特有のはつらつな演技で、ブラウン管と大型スクリーンを同時に占領するキム・ソナが、どのような姿を見せてくれるのか期待が高まっている。
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