東南アジアを中心に広がってきた韓流が、中南米に拡大している。国家情報院は30日、中南米での韓流に関する報道資料を発表した。それによると、中南米で韓国映画やドラマ、情報技術(IT)コンテンツに対する人気が上昇しており、韓国学研究セミナー開催ブームも起きているという。こうした報道資料は極めて異例のものと言える。
 
パラグアイでは4月から土・日曜のゴールデンタイムにドラマ『秋の童話』が放送されたのに続き、今月5日からは『冬のソナタ』が後続番組として放送中だ。ベネズエラでもゴールデンタイムに『冬のソナタ』を放送、メキシコでは公営放送が韓国ドラマの週間放送回数を増やしている。チリでは文化批評家協会が、キム・ギドク監督の『春夏秋冬そして春』を2005年の最優秀外国映画に選んだ。アルゼンチンのサンマルチン市では、来月14日から21日まで、<イム・グォンテク監督映画回顧展>を開催する。また、チリ大学では今年から国際研究所傘下に韓国研究プログラムを新設するほか、アルゼンチンのUBA大学では来月韓国語講座が開設される予定だ。

アン・ジェウク の最新ニュースまとめ

昨年ノ・ムヒョン大統領がメキシコを国賓訪問した際には、現地女性ファンたちが「チャン・ドンゴンさん、アン・ジェウクさんをメキシコに来させてください」と大統領の宿泊先の前で訴えたことから、国内に中南米での韓流ブームが知られるようになった。


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