先頃、CM撮影のために出会った韓国のイ・ヒョリと北朝鮮のチョ・ミョンエが、世間の話題となった。ところが最近、2人が似たようなサクセスストーリーを歩んでいることから、再び注目されている。

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歌手から万能エンターテイナーに変身したイ・ヒョリ、舞踊団員から女優へと新たな道を歩み始めているチョ・ミョンエ。南北代表の統一美女として愛されている2人は、最近それぞれの分野で最高の活躍を見せており、脚光を浴びている。

“セクシーアイコン”としてのイ・ヒョリと、“ピュアアイコン”のチョ・ミョンエは、お互いに違う魅力で人気を博している。
ボリューム感あふれるセクシーボディと長いストレートヘア、そこにサバサバした素直な性格で、新世代たちに強くアピールしているイ・ヒョリと、西欧的な自然美をたたえた純粋さで、北朝鮮の人たちに対する印象や先入観を覆し、新しい“オルチャン(オル=顔、チャン=一番)”として登場したチョ・ミョンエは、南北でそれぞれ大人気だ。チョ・ミョンエは2002年、旗手団として登場して以来、韓国にも会員数17万人のファンクラブを持つなど、その人気はものすごい。イ・ヒョリもまた、チョ・ミョンエとCM撮影後、北朝鮮でイ・ヒョリを知る人が増えたという。

何よりも2人の美女スターの共通点はダンサー、モデル、女優として、活動領域が似ているという点である。多様なジャンルのセクシーダンスを披露するイ・ヒョリは、南韓国の代表ダンサーであり、チョ・ミョンエは幼いころから北朝鮮代表の舞踊団員として活躍し、韓国でもチャンゴ(韓国の伝統打楽器)舞を見せ、注目を浴びてきた。

ダンスといえば、トップを誇る2人は、広告でも並んですばらしい活躍を見せている。女性モデルとして最高とされている化粧品広告、西欧的な美人のイ・ヒョリはフランス化粧品の<ビオテルム>の専属モデルとして愛されており、最近、チョ・ミョンエもまた韓国の化粧品モデルとして登場し、話題となった。

チョ・ミョンエは㈱ミレコスパムが発表した<ヘッポル>の専属モデルとして3年の契約を締結。<ヘッポル>は、北朝鮮産の原料と韓国の技術力を合わせて作られた商品で、会社側は「北朝鮮の代表チョ・ミョンエの純粋なイメージと、<ヘッポル>のクリーンなイメージがうまくマッチし、モデルとして選ばれた」と説明。チョ・ミョンエはその他にも、野ツツジ酒など、北朝鮮商品の販売サイトの表紙を飾っている。

彼女たちは女優としても活躍し、お茶の間劇場を狙っている。イ・ヒョリは今年初、すでにSBSドラマ『三つ葉のクローバー』で女優としての第一歩を踏み出した。チョ・ミョンエは来年の下半期、KBSで放送される南北合作ドラマ『死六臣』に出演する予定だ。『死六臣』でヒロインのキム・ジョンソ将軍の孫娘“ソルメ”役を演じ、多彩なアクションを披露し、イメージチェンジを準備している。

似たような活動領域で最高の人気を謳歌しているイ・ヒョリとチョ・ミョンエはこのように南北の代表美女として並んで歩みを続けており、半島を熱く沸かせている。南北を行き来し、半島で愛されている2人のスターの、今後の活躍に大きな期待が寄せられる。

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