韓国ヒップホップの“ゴッドファーザー”ボビー・キムが登場する、ハイトビール社の“プライムビール”のCMが注目を浴びている。

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今回の広告コンセプトは“若いなら豊かに”。前回の広告で、グループ<Drunken Tiger>で、彼らの若さがプライムビールと共に一層自由で豊かに、若さの情熱を発散できるよう応援したなら、今回はこの若さに向けたメッセージを別の話法で、ストレートに自由に伝えることにしている。

今回の広告でも、彼らの文化の中の“自由と情熱”を象徴する一つの大きなテーマとなっているヒップホップを活用。前回の広告で、若さの伝道師であった<Drunken Tiger>に続き、韓国ヒップホップのトップ<ボビー・キム>という別のヒーローが登場する。

ボビー・キムは、<Drunken Tiger>、ユン・ミレ、リッサン、ダイナミック・デュオ、バブル・シスターズといった韓国ヒップホップスターのアルバムに参加してきた“隠れた巨匠”。韓国最高のレゲエ・ヒップホップ・アーティストと評価されている人物だ。

自分だけの世界を、自分だけの物語で、壁をいっぱいにしたいと思い、グラフィティを用意する少年たち。空高く飛翔する事を試みるスケートボードの若者たち。

カッコいいヒップホップダンサーを夢見、たった一人、高難度のダンスを練習する若者。ボビー・キムは彼らと順々に会いながら、彼らの夢と情熱、そして体験するかもしれない挫折などを共感する。

今回の広告のもう一つの目玉は、所々に挿入されたシズル(※)シーンと、製品表現のシーン。プライムビールのビンが、パーティーの雰囲気に合わせて回るシーンと、水を割いて登場するプライムビール製品はとても感覚的。

ヒップホップのゴッドファーザーだけあって、ボビー・キムはヒップホップ文化についても際立った実力を披露。撮影前、韓国内トップのグラフィティ・アーティストたちが華麗に描いた作品を見て、自分たちだけの技法で新たにリタッチするという芸術的感覚を披露し、周囲を感嘆させた。

※Sizzle:もとは肉を焼く時の脂のはじける音の意味。消費者の聴覚・嗅覚・味覚などの五感を刺激して製品の味を連想させ購買を誘導するマーケティングの一つ。

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