「映画出演に後悔はありません」
19歳の青年と32歳のバツイチ女性の愛とセックスを赤裸々に描き、“逆援助交際”論争を呼び起こしている映画『緑の椅子(邦題:秘蜜)』が、来たる10日公開を控え、去る1日夜、VIP 試写会を行った。

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この日イベントには『緑の椅子』のパク・チョルス監督と主人公のシム・ジホ、ソ・ジョンが舞台挨拶に参加、タレントのリュ・ジン、パク・シウン、イ・ドンウクなど、主演俳優シム・ジホの俳優仲間が客席に登場し、会場を盛り上げた。

これに加え、2005年ベルリン映画祭パノラマ部門、サンダンス映画祭コンペディション部門に招請された映画内訳にふさわしく、イ・ジェヨン監督(『情事』『スキャンダル』)、イ・ミニョン監督(『最悪な日の午後』『ボリウルの夏』)、パク・ヨンフン監督(『純愛中毒』『ダンサーの純情』)、キム・イソク監督(『清風明月』)、シン・スンス監督(『アフリカ』)、チャン・キルス監督(『失楽園』)、イ・スヨン監督(『4人の食卓』) が参加し、先輩監督の新作公開を祝った。

その中でも特にヨン・ジョンフン&ハン・ガイン夫婦がVIP 試写会場を訪れ、公式上に初めて一緒に登場した姿を見せて、シム・ジホとの厚い友情を見せた。シム・ジホは去る4月、2人の結婚式にも参加し「2人の愛を最初から見守っていた」というお祝いの言葉でフラッシュの洗礼を受けたことがある。

映画開始前の舞台挨拶でシム・ジホは「マスコミは型破りな露出だというが、映画出演決定に後悔はない」「海外で認められるよう、韓国国内でもそうなってほしい」とコメント。

前作『島』『スパイダー・フォレスト』などで強烈な芝居を見せてくれたソ・ジョンは「どこかに飛んでいってしまいたい気持ち」と、自分の高い露出を意識した発言を残した。

『緑の椅子』は、2000年に発生した韓国初“逆援助交際”拘束事件を題材に、世間の定型化された枠からはみ出した愛のため、試練を味わう32歳のバツイツ女性と19歳の青年の悲しい愛を描いた作品。

映画の前半は肉体的愛を結ぶ2人に焦点を合わせる 。

映画の中の2人の男女は車中、モーテル、友人が一緒に住んでいる家の居間、甚だしくは痴呆の老婦人の前でも素肌をまさぐりあい、セックスをする。

バツイチ女性“ムニ”役を演じたソ・ジョンは、「見たい」というシム・ジホの言葉に、自分の性器を見せてやるとか「そう、ゆっくり上って来て」「私、またできそうなの」「口で姙娠したみたい」といった刺激的なせりふで男をリードする。

しかし、映画中盤まで肌色でいっぱいになったスクリーンは、後半部に進みながら演劇的要素を引用し、周辺人物の偏見と考えをいっぺんに解いてしまい、妙なカタルシスを提供する。

VIP試写会直後ある関係者は「今までドラマ『かけがえのないわが子』『ガラスの華』で“純粋な男”のイメージを刻印されていたシム・ジホが、この映画を通じ、俳優として一段階成長した」と評価。

“逆援助交際”なのか、“タブーの中の真実の愛”なのか。来たる10日の公開で、観客たちから判断が下される。

Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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