職場上司のセクハラなのか、ルックス至上主義が生んだ中年男のロマンスなのか?
MBC TV『新入社員』(脚本:イ・ソンミ、キム・ギホ/演出:ハン・ヒ)がソン理事(キム・イルウ)とミオク(ハン・ガイン)のエピソードで“職場内セクハラ”を提議した。

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21日、第10話できれいになったミオクに夕食をご馳走していたソン理事が、契約社員の苦労を聞いてあげるふりをしながら、自分の家に誘う内容が放送された。

問題の場面は「一人暮らしだろ?私も一人暮らしなんだ。再契約の問題を一緒に考えてみよう」という、ソン理事の露骨なセリフが入っているが、俳優キム・イルウのずうずうしくコミカルな演技力は、“しつこさ”を中年男のロマンスに様変りさせた。

ここで大多数の視聴者たちは「ソン理事かわいい」、「ミオクをめぐり、ソン理事のロマンスまで加わっておもしろい」と評価。
しかし一部の視聴者たちは「セクハラはそうだとしても、ルックス至上主義は本当に危険」という意見を出している。

視聴者のキム・ソヨンさんは「結局、女が生き残る道はルックスだけなのか。上司がきれいになったミオクの悩みを聞き入れて彼女が生き残れるなら、女はきれいでこそ社会でも生き残れるという話でしかない」と憂慮感を表した。

このドラマのあるスタッフは「コメディなので、深刻に受けとってほしくない。ソン理事とミオクのエピソードを、契約社員に対する職場上司のセクハラ問題と見ることもできるが、ただの軽いエピソードとして見ても差し支えないと思う」と答えている。

第1話から“青年失業”“早期退職”を取り入れながら始まった『新入社員』は、国内超一流企業LKの“学縁網渡り”“下請業社の接待文化”“天下り人事”“非正規職の問題”などを暴き出し、社会批判の度合いを増している。

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