KBS人気ドラマ『不滅の李舜臣(イ・スンシン)』と『海神』のおかげで、全羅道(チョルラド)扶安(プアン)、莞島(ワンド)地域が観光特需を享受している。

1200年以上前の新羅時代・淸海鎭(チョンヘジン)を再現した全羅南道莞島ソセ浦のセット場には今月だけで22万2千人以上の観光客が訪れた。セット場が造られた昨年10月以後、累積観光客数は75万人以上。これに勢いついた全羅道莞島郡では『海神』撮影前より宿泊業所の投宿客が2倍近くも増え、飲食店の売上も70%ほど増加した。

全羅南道莞島郡庁文化観光課のオ・ヒョンチョル氏は「『海神』のセット場のあるソセ浦とプルモク里を訪れる観光客のため、副郡首を室長とする“『海神』情況室”を設置し、駐車場と便宜施設を拡充するための対策を用意する計画」と明らかにした。

『不滅の李舜臣』撮影地の全羅北道扶安の場合も、ドラマが始まった去る冬から、観光客が急増している。これは日本の歴史教科書歪曲、独島妄言などの外部的な環境が好材として作用したものと思われる。

全羅北道扶安郡庁文化観光課は、『不滅の李舜臣』セット場が造られた去る10月から今年の3月末まで50万人以上が訪れたと明らかにした。

全羅北道扶安郡は、30億ウォン(約3億円)に達する住民所得と雇用創出効果を得たものと暫定集計している。

これらのドラマセット場の観光客増加のニュースが広まり、韓国内旅行業界もKBSの人気ドラマセット場と関係したパッケージ商品開発に乗り出し、旅行客誘致に成功している。

韓国鉄道公社はKTX開通1周年記念の一つとして、高速鉄道を利用した南島テーマ旅行を開発、去る2月1日から今月末までの3ヶ月間、1日1回ずつ運行しており、1日平均40数人ずつが利用していると明らかにした。

国内のある旅行業社は、先取りして1,200年前にチャン・ポゴが活動した中国の主舞台である唐の赤山浦(現在の栄成市石島鎮) 法華院などを含む中国パッケージ旅行を開発し、市販に入った。

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