KBS歴史ドラマ『海神』チェリョン役のチェ・ジョンアン
「今は芝居が楽しい」

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チェ・ジョンアンはデビュー10年目の女優。彼女は1996年MBCシットコム『男女6人恋物語(原題:男3人、女3人)』への出演をきっかけに、役者の道へ入った。

欲張ったのか、チェ・ジョンアンは今まで演技だけでなく歌手としても活動し、2000年4月に発表したダンス曲『手紙』で、高い人気を得たこともある。歌手生活は彼女に“セクシースター”のイメージを与えた。

都会的なイメージが強いチェ・ジョンアンはその後、『あの青い草原に』(2003)『僕は走る』(2003)などのドラマで、挑発的なイメージを投げ捨て、純朴な娘に扮したと思ったら、ある日前触れもなく歴史ドラマに顔を出した。彼女は現在、チャン・ポゴの一代記を描いたKBSドラマ『海神』で“ソル・ピョン商団”ナンバー2のソル・ピョン(パク・ヨンギュ)の娘チェリョンを演じている。

彼女は劇中、チャン・ポゴ(チェ・スジョン)の妻となる。

「チェリョンは女傑です。何をするにつけても決断力があって、下々の人々を上手く使えて、真摯で慎重な人です。だからキャラクターに重みを出すため、(演じながら)自分の気質をかなり抑えてます」24日、全羅南道(チョルラナムド)の莞島(ワンド)でインタビューしたチェ・ジョンアンは以前より落ち着いた姿であった。

普段明るく快活な彼女の性格は、今は作品では見出せない。ソフトになった容貌と同じように、演技も突出せず、作品に自然に溶け込んでいる。

「歴史物は初めてです。出演オファーを受けたとき、少し心配でしたが、作品が気に入ったので欲張ってみました。作品で浮かないだけでもしめたもの、と考えてました」
かなり悩んで出演を決めた歴史ドラマで、彼女は最近好評を得ている。“変身して良かった”“歴史ドラマに良く似合ってる”などと評価され、“やってよかった”と安心しているそうだ。

それに加えて演技に対する自信もでき、彼女にとってこのドラマはまさに“錦に花”を添えた作品。

「集中力もアップしました。何よりお芝居が面白くて楽に感じます。今は“お芝居なしでどう生きていこう”と思うくらいです。こんなに好きなことをやっていける事に感謝するのみです」チェ・ジョンアンは、最近演技をしながら、“全てにベストを尽す”という言葉を、頭ではなく心で感じているという。彼女は「前はどうしてこんなふうに思えなかったんだろうって思います」と笑った。

今後は、歌手としての姿はもう見られないのかと質問してみる。「言いにくいけど、まだ歌手を諦めたわけではありません。でも、当分は芝居に専念するつもりです。いつになるかは分からないけど、歌手もやらなくちゃ。皆さんがダンス歌手として私を応援してくださったけど、これからは音楽性も考えていこうと思います。ドラマや映画のO.S.Tにも参加したいです」

Copyrightsⓒyonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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