「『ラブストーリー・イン・ハーバード』のイ・スインに恋してました」

キム・テヒ の最新ニュースまとめ

去る11日、ドラマは終了したが、キム・テヒは、未だその中から抜け出せていないような声である。

「デビュー後初めて、こんなに気に入った役をもらって、演じてる間中幸せでした」という彼女は、視聴率は期待に満たなかったが、「それなりにドラマから多くのものを学びました」と、先頃行なったインタビューにおいて、このように話し始めた。

キム・テヒは、SBS TV『ラブストーリー・イン・ハーバード』(脚本:チェ・ワンギュ、ソン・ウネ/演出:イ・ジャンス、イ・ジンソク)で、ハーバード大学メディカルスクールの学生、イ・スイン役を熱演。不治の病にかかっても、正義を忘れない健気なキャラクターである。

「初めて自分に合う服を着たような感じでした。もし、それが私だったとしても同じように行動しただろうな、って共感したところが多かったですね。その上、私には出来なかったことも、イ・スインはやりました。だからその役を見習いたくもありました」
『ラブストーリー・イン・ハーバード』以前のキム・テヒは、ソウル大学出身というイメージから抜け出すため、独特で非現実的な役を主に演じてきた。『ラブストーリー・イン・ハーバード』に先立ち、KBS 2TV『九尾狐外伝』では九尾の狐として登場、SBS TV『天国の階段』では、執着に囚われた悪女を演じた。

今回のドラマはこのように満足な面も多かったが、残念なところもあった。「ドラマ中盤以降、アメリカから韓国へ場所が変わる際、つながりが滑らかでなかった」「私が好きだった、堂々としたキャラクターと綺麗な風景が、韓国では少し暗い感じになったよう」と語っている。ドラマ制作陣は、昨年10月から1ヶ月以上アメリカでロケを行った。アメリカでの撮影分は全16話中、初めの7話まで。

特に思い出に残るシーンは、劇中でメディカルスクール在学時、一般人に応急処置を施した後、苦悩するシーンだそうだ。

「アメリカで最後に撮ったシーンです。応急処置を受けた一般人が昏睡状態になって、もっと早く処置できなかったことを悔やんで泣くんです。無免許での処置だったので処罰されるといった状況でも、患者のことを先に考えてたんです。」
楽しく撮影したためか、かなり多かったキスシーンもあまり気にならなかったという。

「人の前に立つということ自体にプレッシャーを感じるタイプです。恥ずかしがり屋なんです」と、自分の性格を語ったキム・テヒは、「でも、カメラが回ると、気持ちが楽になります。私でなく劇中のキャラクターだと思うと、何でもできそうな気になります。普段なら絶対出来ないことなのに」と話した。

2003年初め、SBS TV『スクリーン』で本格的に演技を始めたキム・テヒは、昨年『九尾狐外伝』を撮るあたりから、カメラが楽になったそうだ。ソウル大学出身というレッテルより、女優という言葉が似合うキム・テヒに変身したということだろう。

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