キム・ジウ の最新ニュースまとめ





















イ・ビョンホン主演作『甘い人生』(監督:キム・ジウン/制作:映画社ポム)と、イ・ドンゴン主演作『B型の彼氏』(監督:チェ・ソクォン/制作:シネマジェニス)が、日本輸出条件を巡って論争を繰り広げている。

この2作はいずれも日本ヘラルド社に売却された。『甘い人生』は昨年10月末に、『B型の彼氏』は今月初めに、それぞれ輸出契約を結んだ。2作とも好条件で契約を締結し、韓国映画の位置を高めている。

ところが、思ってもいなかったことで衝突が起こった。問題の部分は『B型の彼氏』の輸出が報じられる過程で、“日本ヘラルドに売却された最初の韓国映画”という箇所。
これに先立ち、『甘い人生』は去る11月に輸出報道資料を出し、“日本ヘラルドの、韓国映画輸入は今回が初めて”と明らかにしている。
さて、真実は?

『B型の彼氏』は、「海外販売を担当するミロビジョンが、日本ヘラルドに確認したところ、『甘い人生』は、日本ヘラルドが配給代行をしただけで、輸入した作品ではない。万が一のため、再度確認した。日本ヘラルドは、配給代行するだけの『甘い人生』より、直接購入した『B型の彼氏』に、より力を入れていると聞いている」

しかし『甘い人生』は、「日本ポニーキャニオンと、日本ヘラルドが、半々ずつ投資し、輸入した。だから日本ヘラルドが初めて輸入した韓国映画である」「しかも、日本国内のマーケティングを日本ヘラルドが直接行っている。力を入れていないということはない」といぶかしがった。

日本ヘラルドは、日本に『ロード・オブ・ザ・リング』フランチャイズと、『パッション・オブ・クライスト』など、ハリウッドの大作を配給してきた洋画専門配給社。『甘い人生』と『B型の彼氏』の両制作社は“出版と映画を併せた日本最大のコンテンツグループ、角川ピクチャーズ(Kadokawa Pictures)の系列会社”と説明している。

このように、日本ヘラルドを大々的に説明し、その会社が始めて選んだ韓国映画ということに大きな意味があるとして、広報のポイントにしようとしたのは両社とも同じだ。

しかし、それが韓国映画同士で“最初”論争を巻き起こすほど大事なことか、再度考えてみるべきだろう。たしかに広報というものは“戦い”である。また最近、韓流に頼っている日本マーケティングが大切だということも理解できる。
だが、言ってみれば“日本初上陸”というわけでもない。どう考えても小さい事にこだわりすぎているようで残念だ。

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