軍事機密漏出」の恐れ…制裁処置も
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国防部が、ソン・スンホンの相次ぐ手紙公開に対して注意を呼びかけた。
国防部のある関係者は29日、本紙とのインタビューで「最近の、メディアでのソン・スンホンの手紙公開は、今後自制されるべきである」とした。また、「原則的に軍関係の日程を手紙に書くことは許されておらず、ただプライベートな内容のみが許容されている」「しかし、プライベートな部分も、軍事関係の内容が含まれ得るので、それがメディアの注目を浴びた場合、誤解を招く恐れがある」と付け加えた。
この関係者は、「機務司令部等の情報関連部隊にこの事実を通報する予定」と言い、「今はまだ傍観している状態だが、程度が過ぎると判断した場合、軍事情報漏出の件で制裁を加えることにもなり得る」と伝えた。
一般的に、訓練の日程、部隊の位置などの内容も、軍事機密に該当するので、士兵の手紙には書けないのが原則だ。
メディアで公開されたソン・スンホンの手紙には、このような具体的な日程は削除されてから公開されているが、度の過ぎた露出は軍事法違反になる恐れがあるというのが関係者の伝言である。また関係者は、一般の将兵に対するメディアの過度な注目が、軍事機密漏出という事故に繋がりかねないということを警告した。
ネティズン（インターネットユーザー）も、ソン・スンホンの相次ぐ手紙公開に否定的な反応を見せている。特に、同時に入隊したハン・ジェソクやチャン・ヒョクらとは違い、ソン・スンホンに限ってこのようなことが起こっており、眉をひそめさせているという反応である。また、彼の手紙公開が、軍生活を忠実に過ごしているソン・スンホンに対して悪いイメージを与える可能性もある。実際、ソン・スンホンの手紙が相次いで公開されてから、「軍生活が甘すぎるのでは」「ちゃんと軍隊に入っているのか」といった反応が起こっている。
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