韓国最高人気女性グループのBaby V.O.X(ベイビーボックス)から、メンバーのシム・ウンジンが電撃脱退した。

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Baby V.O.Xの所属事務所DRミュージックのユン・ドゥンリョン代表は、去る27日、公式ホームページにて「ひとつだけ残念なことは、ファンの皆様の期待に沿えず、今まで我々と活動してきたシム・ウンジンが最後まで共に出来なくなった事実をまず申し上げなければならないようです」と、このような事実を伝えた。

ユン代表は「7thアルバム『Ride west 』の活動を最後に彼女と再契約を結べませんでした。我々の考えとは違って、これからウンジンは、一人立ちしたいと考えております。」と言い、シム・ウンジン脱退の背景に関して、再契約ができなかったためとした。「彼女にも多くの激励と発展があることを願い、他のメンバーの問題については、前向きな方向に結論がついている」と延べ、一部メディアで持ち上がった解散説を一蹴した。

既にシム・ウンジンの脱退ニュースは、主要メディアで暗黙のうちに伝わっており、去る11月Baby V.O.Xが行ったイベントおよび12月の中国コンサートでも、シム・ウンジンを除く4人だけが顔を出し、ファンに疑問を抱かせた。

シム・ウンジンは、既に他の芸能プロダクションと契約を結び、2005年には女優・ソロ歌手活動に臨む準備をしており、本格的な準備作業を控え、現在アメリカで短い休暇を取っている。

Baby V.O.Xが今後4人組み体制を維持するか、メンバーの補充をするかは、遅かれ早かれ所属事務所側から決定が発表されるものと思われる。

一方、Baby V.O.Xのユン代表は、ホームページの文で、シム・ウンジン脱退のニュースの他、Baby V.O.Xが8年間韓国音楽界で活躍しながら起こった様々な出来事を紹介し、今までの声援に対する感謝を伝え、共に今後の応援も願うと締めくくっている。

■ユン代表が掲示した関連文(全文)
ファンの皆様へ…

Baby V.O.Xがデビューしてから、もう8年という歳月が流れました。悲しい時も、嬉しい時も、いつもそばにいて下さったファンの皆様に、まず感謝の言葉を申し上げます。

デビュー後、今まで地球20周するくらい、中国、台湾、香港、タイ、オーストラリア、アメリカ、日本、ベトナム、ピョンヤン、モンゴルなど、多くの国でコンサートを開き、Baby V.O.Xを受け入れてくれるところならどこへでもステージに立って皆様と共にして来た8年間でした。

今、彼女たちの肩には、韓国のBaby V.O.Xではない、アジアを代表する国際的なグループの名がかかっています。しかし、たくさんの国を訪れ、韓国のファンのそばを離れていた時間が多く、皆様には申し訳ないと思っております。

使命感それだけのため、辛い時も多く、熱心に前だけを見つめて走ってきたBaby V.O.Xメンバーたちにもすまなくも、ありがたくも思います。

いつの間にか、Baby V.O.Xと同時期にデビューした他のグループたちは、解散したり、1人2人、ステージを離れてしまっている現実も残念に思われます。なぜこんなに多くの時間を、海外活動に尽力したかについて、ファンの皆様も今はわかってくださると信じております。

他のグループのように、韓国での活動に集中していたら、我々も同じ様に使い捨て商品として、既に廃棄処分の危機に晒されていたかもしれません。

巷の解散説など、全てのあらぬ噂を一蹴し、より新しい世界へ、未開拓地帯に向けて、名実共にアジア最高のグループに成長するまで、Baby V.O.Xはこれから新しくスタートいたします。

ただ、ひとつだけ残念なのは、ファンの皆様の期待に応えられず、今まで我々と頑張ってきたシム・ウンジンが、最後まで共にできなくなったという事実をまずお知らせしなければならないということです。7thアルバム『Ride west 』の活動を最後に、彼女との再契約を結ぶことができませんでした。

我々との考えとは違い、ウンジンは今後、一人立ちをしたいと思っております。彼女にも大きな励ましと、発展があることを願っております。また、他のメンバーの問題は、前向きな方向に話がまとまりました。メンバーは、個人活動とグループ活動を並行し、万能エンターテイナーとして活躍できるようにしていくつもりです。それに伴う準備に関しては、各自の得意分野での練習が行われているところです。

我々にとって、これまで8年の間、本当にたくさんの出来事がありました。1stアルバムでは、メインボーカルの脱退、3rdアルバムの時、カン・ミヨン事件、移動通信社ヌード波紋(2年間の訴訟の末、今は最終段階。勝訴可能性100%)、先頃のミボック波紋(イ・ハヌル告訴、参考人調査も完了。検察捜査後、送致)、この度のシム・ウンジン脱退まで…。しかし苦しいことがある度、皆様の激励があり、皆様が我々Baby V.O.Xを守ってきてくださいました。いつも信じてくださった皆様に、感謝いたします。

来たる2005年には、より多くの企画と、より多くの公演を控えております。みなさま、Baby V.O.Xに力と勇気を下さり、より多くのご関心をお願いいたします。皆様もいつも健康で、希望に満ちた2005年を迎えることを願いつつ、ここで終わりにいたします。

2004年 12月 DR music代表 ユン・ドゥンリョン

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