中国・新疆ウイグル自治区、野生ラクダ自然保護区付近で消息絶った4人の遺体発見=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・新疆ウイグル自治区、野生ラクダ自然保護区付近で消息絶った4人の遺体発見=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・新疆ウイグル自治区にあるロプノル湖野生ラクダ国家自然保護区付近で消息を絶っていた4人が発見されたが、いずれも死亡が確認された。

新疆ウイグル自治区 バインゴリン・モンゴル自治州チャルクリク県の警察当局が先月28日に発表した内容によると、ある自家用車が7月22日に甘粛(かんしゅく)省敦煌(とんこう)市を出発し、許可なくチャルクリク県にあるロプノル湖野生ラクダ国家自然保護区に進入した。26日にこの自家用車の行方が分からなくなっていることが確認された。車には4人が乗っていたという。

警察などが出動し27日に自家用車を発見し、3人が死亡しているのを確認した。1人は依然として行方が分からなかった。

その後、29日に中国メディア「新京報」の記者が現地警察に問い合わせたところ、警察関係者は「残りの行方不明者1人も発見されたが、死亡が確認された」と伝えた。

中国メディア「紅星新聞」が救助活動に参加したという人物から話を聞いたところ、自家用車が発見された時、車のタイヤが砂にはまり動けない状態になっていた。「車はガソリンも十分にあり壊れてはいなかった。ただ、飲み水などは見当たらなかった」という。先に発見された3人の遺体は車から7~8キロ離れた地点で見つかった。最後の1人の遺体はそこからさらに20キロほど離れた所にあったという。

警察は現在のところ、4人の身分や行方不明となった具体的な経緯については明かしていない。
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