高旼廷、共に民主党最高委員(画像提供:wowkorea)
高旼廷、共に民主党最高委員(画像提供:wowkorea)
コ・ミンジョン(高旼廷)共に民主党(野党)最高委員は20日、検察の共に民主党本部内の民主研究院に対し、家宅捜索したことについて「軍部独裁時代の政治やくざに他ならない」とユン・ソギョル(尹錫悦)政府を強く批判した。

高最高委員はこの日、国会で開かれた緊急最高委員会議で「『政治検察』が野党第一党の党本部にまで押し寄せた。類例のない事態だ」とこのように明らかにした。

高最高委員は「自分たちの無能を覆い隠そうとする最悪のあがきである。典型的な捏造(ねつぞう)捜査だ」と主張した。

さらに「共に民主党本部は『共に民主党の心臓』である。明確な根拠もなく、あなたたちがむやみに踏みにじっても良いところではない」と指摘した。

高議員は「昨夜、尹錫悦の検察は最大野党である共に民主党の心臓に刀を突きつけ、心臓を狙ったということは命を絶つということ以外何ものでもない。尹錫悦政権と尹錫悦検察は大統領選挙資金の流入が事実でない場合、政権の運命をかけなければならない」と警告した。

これに関してキム・ウン(金雄)国民の力議員は高議員の文章を共有し「心臓が鉄筋コンクリートなんだな。どうりで良心に鉄板を敷いたようだった」と直撃した。

また「約1年前、高位公職者犯罪捜査処はわれわれの議員室を不法に家宅捜索し、抗議する国民の力に向かって共に民主党は『不法捜査、野党弾圧、政治工作うんぬんするのは言語道断』と述べた」と批判した。

続けて「結局、公捜処の家宅捜索は違法だということが明らかになった。裁判所は違法だと決め、公捜処の家宅捜索すべてを取り消した。違法な家宅捜索に協力しろと脅迫した共に民主党が自分たちの犯罪捜査には猛烈に抵抗しているので、へそで茶を沸かしている」と批判した。

これに先立ち、検察はイ・ジェミョン(李在明)共に民主党代表の‘最側近’に挙げられるキム・ヨン(金湧)民主研究院副院長を19日に緊急逮捕し、民主研究院の家宅捜索に乗り出した経緯がある。金副院長は、ユ・ドンギュ(柳東珪)元ソンナム(城南)都市開発公社企画本部長とウィレ(慰禮)開発民間事業者たちから数億ウォン台の裏金を受け取った容疑(政治資金法違反)を受けている。当時、金副院長は城南市の市議会議員だった。

検察は柳元本部長らを取り調べる過程で、金副院長に金を渡したという供述を確保し、裁判所から逮捕令状を取ったという。

検察の家宅捜索に共に民主党は決議文を通じて「支持率が24%まで落ちている尹錫悦政権が政治的なショーを通じて脱出口にしようとする低劣な政治的行為である」と反発した。

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