クォン・ドヒョン の最新ニュースまとめ
警察と法曹界によると、4月末に出国してシンガポールに滞在していたクォン代表は先月7日、ドバイ空港に降りたことがわかった。
ただし、空港でアラブ首長国連邦(UAE)への入国手続きを踏んだ記録は確認されていない。これに対し捜査当局は、クォン代表がドバイ経由で第3国に移動した可能性に重きを置いて、隣接国家に所在把握を要請した状態だ。
クォン代表の海外滞在がさらに長引く兆しを見せると、ソウル南部地検・金融証券犯罪合同捜査団は公訴時効を停止した。刑事訴訟法によると、刑事処分を避ける目的で海外逃避する場合、公訴時効を停止することができる。
外交部(外務省に相当)は去る5日、クォン代表に対するパスポート(旅券)返却命令を外交部ホームページに公示した。旅券法第13条は公示日から14日以内にパスポートを返却しなければ、その効力が失われると規定している。
クォン代表がパスポートを返却しなければ、パスポートの効力はなくなる。パスポートが無効になれば、クォン代表は不法滞在者の身分に転換される。
クォン代表は暗号通貨テラ・ルナを開発したテラフォームラボの共同創業者だ。ルナは時価総額基準で一時世界10位内外まで上がり話題を集めたが、5月にコイン価格が暴落し1週間で総額約450億ドル(約6兆7500億円)が蒸発した。これを受けてクォン代表は、国内投資家から詐欺などの疑いで訴えられた。
検察は資本市場法違反の疑いでクォン代表を含む6人の逮捕令状を取り、インターポールに協力捜査を要請した。インターポールはクォン代表に手配中で最も強力な措置である「赤色手配」を発令した。
また、クォン代表が隠匿を試みたと推定されるビットコインなど暗号資産950億ウォンを2回にわたって追加凍結し、全方位圧迫に乗り出した。
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