台湾軍は自国の領域に入ってきた中国のドローンに対し、実弾による警告射撃を行なった(画像提供:wowkorea)
台湾軍は自国の領域に入ってきた中国のドローンに対し、実弾による警告射撃を行なった(画像提供:wowkorea)
米ホワイトハウスの報道官は30日(現地時間)、台湾による中国ドローンへの警告射撃について「“一つの中国”という政策に変わりはない」という見解をあらためて明らかにした。

この報道官はこの日、記者たちに「台湾に対する米国の政策は、数十年間一貫している」とし「われわれの “一つの中国”という政策に対する維持の方針には変わりがなく、米国は国際法が容認している航空・海上の自由の範囲内で、航空と航海を続けていくだろう」と強調した。

また「中国との疎通も続けていく」として、ナンシー・ペロシ米国下院議長の台湾訪問以降、中国が一方的に中断している気候変動など8つの項目において、対話と協力の再開を求めた。

米ホワイトハウスの首席副報道官も会見を通じて「この数週間、米国と域内の他の国々は節制し責任ある対応をする間、中国は過度に対応し挑発した」とし「われわれは『緊張を高めないことが重要であり、危機にまで進む理由がない』という点を明確にした」と語った。

つづけて「米国は『国際法にしたがって域内において引き続き作戦を遂行する』という意図も繰り返し伝えている」とし「台湾を引き続き支持し、中国とも疎通を維持していく」と語った。

一方台湾軍はこの日、台湾領域に入ってきた中国のドローンに対し実弾による警告射撃を行なった。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96