台湾軍は、最前線の島に接近した中国のドローンを信号弾で追い払った(画像提供:wowkorea)
台湾軍は、最前線の島に接近した中国のドローンを信号弾で追い払った(画像提供:wowkorea)
台湾軍は、最前線の島に接近した中国のドローンを信号弾で追い払った。

台湾軍の兵士が哨所(しょうしょ:兵士の詰め所)の上まで接近してきた中国のドローンに石を投げる様子が公開されたことで、その「無対応」ぶりが物議を醸したことから、台湾軍は今回積極的な対応に乗り出した姿勢を示したが、軍事的な緊張激化の中で中国軍にややもすると攻撃の口実を与えるかもしれないという懸念があり、できるだけ衝突を避けようと苦心しているようである。

30日、台湾の国営メディア“中央通信 (CNA)”によると、金門防衛司令部は「前日の午後4時(現地時間)、金門島の離島である獅嶼ちかくの海上統制区域で民間のドローン1機を発見し、すでに定められている ”監視-通報-退去の試み-防衛射撃”の手続きにしたがって信号弾で射撃したことで、このドローンは中国本土の厦門の方向へと戻っていった」と明らかにした。

今回の信号弾による対応は、最近台湾の最前線の島々に中国のドローンの出現が多数発生しているが「台湾軍当局は生ぬるい対応をしている」という台湾内の批判が高まっている中行なわれた。

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