9日、韓国ソウル瑞草区のアパート付近で、前日の豪雨により浸水した車両が放置されている様子(画像提供:wowkorea)
9日、韓国ソウル瑞草区のアパート付近で、前日の豪雨により浸水した車両が放置されている様子(画像提供:wowkorea)
今月8~9日の2日間、韓国ソウルをはじめとした地域に集中豪雨が襲ったことで、人命・財産被害など莫大な水害が発生している中、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は「市長として責任を痛感して謝罪申し上げ、10年前に中断していた “大深度雨水トンネル”6か所に対する工事を再推進する」と語った。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

オ市長は10日、“集中豪雨から安全なソウル市を作ります”という声明文を通じて「政府と力を合わせ、2011年以降中断されていた常習浸水地域6か所に対する雨水貯留排水施設の建設を改めて推進する」とし「今後10年間に1兆5000億ウォン(約1545億3700万円)を集中投資する」と語った。

オ市長は「今回の集中豪雨により5人が死亡し4人が行方不明となる人命被害が発生し、2953世帯の浸水と3032人の罹災者が発生した」とし「1000万都市ソウルの市長として責任を痛感し、謝罪申し上げる」と語った。つづけて「迅速な水害復旧とともに、市民がすみやかに日常へと復帰できるよう最善の努力を果たしていく」とし「特に、浸水被害家庭と商店街の現状復帰のための支援、道路・河川の緊急復旧を迅速に推進していく」と語った。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96