はしごを上って侵入し妻の不倫現場を撮影した夫、無罪から有罪判決へ=韓国(画像提供:wowkorea)
はしごを上って侵入し妻の不倫現場を撮影した夫、無罪から有罪判決へ=韓国(画像提供:wowkorea)
Aさんは昨年8月早朝、韓国ウルサン(蔚山)のあるアパートの窓からはしごを使って入り、部屋にいた妻Bさんと男性Cさんに暴行し、携帯電話で撮影したとして起訴された。

 Aさんは当時、家庭内不和で妻のBさんが家を出ると尾行し、BさんとCさんが下着だけを着た状態で一緒にいるのを目撃して憤り、このような犯行に及んだ。

 1審では、Aさんが2人のアパートに侵入し、2人に暴行を加え、怪我をさせた事実のみ有罪と認め、罰金200万ウォンを言い渡した。

 Aさんが携帯電話で撮影したのは不倫を確認する目的で、撮影された場面も特定の身体部位ではないため、性犯罪に該当しないと判断された。

 しかし、控訴審で判決が覆された。

 控訴審では、AさんがBさんとCさん2人が下着だけを着ている状態であることを知りながらも撮影し、特にBさんは布団で顔を覆うなど、恥じらいと恐怖感を与えたと判断した。
 
 控訴審は「アパートに侵入して身体を撮影したAさんの行為で、BさんとCさんが性的羞恥心を感じなかったと断定するのは非常に難しい」とし、「AさんとBさんが離婚訴訟中だった点などを考慮した」と説明した。

 この判決に対し、ネットユーザーは「浮気の証拠を確保するために撮ったが、羞恥心? 夫の裏切られた気持ちと自己恥辱感は何になるのか」「姦通罪、堕胎罪は廃止し、不倫女性が浮気した証拠を確保すればむしろ性犯罪としてしながらも出生率について云々いう国」「不倫をしたことが過ちだ」「写真を撮れば有罪、そうでなければ証拠不十分、配偶者が不倫を犯しても何もするなと?」 「その場面を目撃した夫がもっと恥ずかしかっただろう」という反応を見せた。
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