アン議員「京畿道の国政監査、イ・ジェミョン候補の完勝で終わる」=韓国

アン・ミンソク共に民主党議員は17日、「キョンギ（京畿）道国政監査はイ・ジェミョン（李在明）大統領選候補の完勝で終わるだろう」と明らかにした。

アン議員はこの日、自身のFacebookで「大統領選挙の重要な分岐点となる京畿道国政監査はイ候補者を蹴落とそうとする国民の力とデジャン（大庄）洞事態の逆転を狙う李候補との勝負になるだろう」と予測した。

アン議員は自らの判断の根拠として3つの理由を挙げた。

まず “大庄洞のVIP”が李候補ではないという点が明らかにされること。アン議員は「大庄洞の開発がヒートアップした2014〜2015年当時は、李在明ソンナム（城南）市長がパク・クネ（朴槿恵）政権と対立していた時期なのに、李候補を“フロントマン”あるいは
“VIP”に追い込む国民の力の主張は、当時の政治状況を見ていない偏った見解にすぎない」とし「朴槿恵政権と争っていた李候補が警察と検察、そしてハナ銀行とSKを動かし大壯洞開発を推進したということは、根本的に想像力が欠如している仮想小説」、「最終的には京畿道の国政監査は、李候補がフロントマンとVIPの仮面が剥がして大壯洞騒動を抜け出す決定的なチャンスになるだろう」と付け加えた。

またアン議員は「まだ慣れておらず、リーダーとして不安そうに映る一面があるが、国民が新しい一面を知れば、国政監査後の支持率は急上昇するだろう」とし「国政監査後は大壯洞の争いは党に任せて、覇権争い、更には20代30代の心をつかみ、李候補を乗せた民心の前途に青信号が灯るだろう」と主張した。

最後に「今回の大壯洞事態の局面で、戦場にて死に物狂いで戦う戦士がいないので、国民の力が李候補に勝つ可能性はほとんどない」と付け加えた。

ただし、アン議員は「指導者の能力と同じくらい態度を重視する」とし「真実を究明することも重要だが、国民の不快な感情を察し、安心と信頼を与えてほしい」と要請した。