韓国のムン・ジェイン(文在寅)が20日(現地時間)、国連のグテレス事務総長と会談し、「ことしは南北(国連)同時加盟30周年の意味深い年」と述べた。これに対してグテレス事務総長は「国連同時加盟30周年が朝鮮半島の未来と平和において重要な契機になる」と応えた。

 文大統領は同日午後、米ニューヨークの国連事務局でグテレス事務総長と会談し、朝鮮半島の平和とグローバル危機対応のための韓国と国連の協力案について意見を交換したと青瓦台(大統領府)のパク・キョンミ報道官が伝えた。

 グテレス事務総長は「本日午前、SDGモーメント(持続可能な開発目標(SDGs)ハイレベル会合)にBTSと一緒に参加していただいたので、成功的に終えることができた」と評価した。続けて「韓国と国連が模範的な協力関係を維持している」とし「平和と安保、持続可能な発展、人権、気候変動対応などすべての分野において、韓国が国連に大きく貢献している」と伝えた。また、「朝鮮半島の平和に関して、全面的に連帯を表明する」と述べた。

 文大統領はグテレス事務総長に「事務総長の任期中に韓国大統領として初めて5年連続国連総会に出席したことを覚えていてほしい」と述べた。

 また、「SDGモーメントが成功的に開催されたことに対して事務総長にお祝い申し上げる。私とBTSが、役割ができるようご配慮いただき感謝する」とし「朝鮮半島の平和に対する事務総長の持続的な支持に感謝し、平昌オリンピックが南北関係が改善されるきっかけになるよう積極的に支援してくださったことに感謝する」と伝えた。

 続けて、文大統領は「事務総長が関心を持っている持続可能な発展と気候変動への対応において、韓国は責任ある一員として持続的に寄与していく」と言及し、会談を終えた。


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