尹錫悦、元検察総長(画像提供:wowkorea)
尹錫悦、元検察総長(画像提供:wowkorea)
野党陣営の有力な大統領選候補であるユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長が明日(29日)、次期大統領選への挑戦を宣言する。長い間の沈黙を破り、‘Xファイル’疑惑、国民の力(野党第一党)に入党するかどうかなどに対し、考えを明らかにするものと予想される。

尹元総長は29日の午後1時、ソウル市ソチョ(瑞草)区ヤンジェドン(良才洞)にある‘メホン(梅軒)ユン・ボンギル(尹奉吉)義士記念館’で大統領選への出馬を宣言する。

梅軒記念館を選択した背景について尹元総長側は「大韓民国独立の土台になった独立運動家である尹奉吉義士の崇高な愛国精神を称える場所」とし「先祖たちが命を捧げて作った大韓民国建国の土台である憲法精神を受け継いでいくという意志を国民に示すためだ」と説明した。

尹元総長はこの席で約15分、準備された出馬宣言文を朗読し、その後約40分間、取材陣との質疑応答を行う。出馬宣言文には、尹元総長がこれまで強調してきた公正と常識、愛国と献身などの内容が含まれているものと思われる。

質疑応答の時間には、尹元総長をめぐる様々な懸案に対し、取材陣の質問が殺到するものと予想される。政界を揺るがしている‘Xファイル’の論難と妻の実家の疑惑について、尹元総長が‘正面突破’を選ぶかどうかにも関心が集まっている。さらに、国民の力への入党問題についても考えを明らかにするものと思われる。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 83