尹盛桓、元サムスンライオンズ投手(画像提供:wowkorea)
尹盛桓、元サムスンライオンズ投手(画像提供:wowkorea)
元韓国プロ野球サムスンライオンズのユン・ソンファン(尹盛煥、40)投手が八百長に関与した容疑で拘束起訴された。

イオン の最新ニュースまとめ

25日、テグ(大邱)地検強力犯罪捜査部は、尹元投手を巨額の金を受け取ろうとし、八百長試合に加担した容疑(国民体育振興法違反)で拘束起訴した。

尹元投手は昨年9月、A氏から「週末の試合で1イニングに四球をたくさん出し、4回以前に一定以上の失点をするように」との内容の八百長を依頼され、現金5億ウォン(約4822万円)を受け取った容疑が持たれている。

八百長と思われる試合は、昨年8月21日に行われたインチョン(仁川)でのSKとの試合だ。尹元投手はこの試合の1回だけで、2四球、2死球など、4つの四死球を出すなどして制球が安定せず、八百長ではないかと疑われた。

尹元投手はこの金を不法賭博に使った容疑も持たれている。

これに対して警察は情報を入手して捜査を始め、尹元投手は3日に拘束された。当時、裁判部は「証拠をなくそうとしたり、逃亡したりする恐れがある」として拘束令状を発行した。尹元投手はこの日、拘束前の被疑者尋問(令状実質審査)に出席し「不法賭博容疑を認めるか」という取材陣の質問には答えなかった。

尹元投手は2004年にドラフト1次指名を受けてサムスンに入団し、2011~2014年の4シーズンにおいてはチームのレギュラーシーズンおよび韓国シリーズ優勝に貢献した。

その後、2015年に海外遠征賭博事件を起こし、この年の韓国シリーズのエントリーから外された。また、昨年9月には詐欺容疑で告訴されるなど物議を醸し、11月、チームから解雇された。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 83