台湾の新型コロナ患者、半月だけで80人余りが死亡…ワクチン接種率は1.9%(画像提供:wowkorea)
台湾の新型コロナ患者、半月だけで80人余りが死亡…ワクチン接種率は1.9%(画像提供:wowkorea)
強力な遮断策で新型コロナウイルスの大流行を阻止してきた台湾が最近、防疫網が弱くなって感染者が増えている。感染が拡大した今月18日から29日までの死亡者数は87人となった。

自由時報など現地メディアによると30日(現地時間)、地域社会の感染者320人と公式数値未反映の感染者166人、海外流入の患者7人など、この日全体の感染者数は計493人となった。

基礎疾患のない36歳の男性が咳などの症状が出て、検査で陽性反応を示してから一日で死亡する事例も出てくるなど、この日の死亡者数は21人が確認された。

保健当局の発表によると、5月中旬以降に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し、死亡者数も87人となった。台湾における同ウイルス累計死亡者数が99人であることを勘案すれば、最近の感染拡大の勢いはとても加速しているものと評価される。

感染の勢いが拡大しながら、首都の台北は都市封鎖段階の交通統制、民生物資配給など4級防疫警戒措置の模擬訓練に入った。

なお、台湾のワクチン接種率は低く、確保されたワクチンの量も少ないため懸念が高まっている。現在までの台湾全域における新型コロナウイルスワクチン接種率は1.9%にとどまっている。
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