その後、スタッフ山口が北京オリンピックのときの入場行進の順番を調べ、
それについてスタッフブログにアップしましたが、いやぁ、驚きでした。
皆さん、国の文字を愛していらっしゃいますね~。
※詳しくは、スタッフブログ:「オリンピック開会式の入場順は?」
)をどうぞ!
そして気になる日本。
日本は、東京、札幌、長野すべて、「アルファベット順」だそうです。
1964年の決定を、きっとそのまま引き継いでいるのでしょう。すると
2年後は……?これについて当校ではあーだこーだと議論しましたが、
皆さんはどんな感想を持たれますか?
さて、平昌オリンピックの入場順について、やはり私のように気になった、
という方よりお便りをいただき、
「85番目に入場の「フランス(FRA)」と87番目に入場の「フィンランド(FIN)」に
挟まれた「マケドニア(MKD)」は、なぜ「カナダラ」順でこの位置に来るのでしょうか。
あちこち調べてようやく疑問が解けましたが,クイズとして出題しておきます。」
という「お題」を頂戴しました!
これは韓国の検索エンジンNAVERで「마케도니아」と調べたくらいでは
簡単に出てきませんでした。
政治的な何かだろうな、ということ。また、位置的にアルファベットの「F」、
韓国語で「ㅍ」に関係するだろうというところであれこれ調べたところ、
これかな、というのがこちら。
「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」(外務省)
国名の下に、「Former Yugoslav Republic of Macedonia」とあります。
この「Former」が「前」という意味になり、「旧」に値するわけですね。
ああなるほど……!と思いきや、「Former」をハングルにすると、
「포머(ポモ)」……。なぜ「프랑스」の後!?とパニックに。母音の順番が
おかしい。「포머」ならば、82番のポルトガルのあとに来るはず。
마케도니아가 왜 프랑스 다음으로 입장했는지 아직 잘 모르겠습니다.
(マケドニアガ ウェ プランス タウムロ イpチャン ヘンヌンジ アジk チャル モルゲッスmニダ
/マケドニアガなぜプランスの次に入場したのか、まだ分かりません)
ということで、本日は当メルマガ史上初の「結果持ち越し」。引き続き、調べます!
※(参考)平昌五輪2018「開会式 参加国・地域」(毎日新聞)
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- <著者:幡野 泉>
アイケーブリッジ外語学院代表。「All About 韓国語」ガイド。 早稲田大学第一文学部卒業。延世大学校韓国語学堂6級修了。同韓国語教師研修所第20期修了。2008年 韓国雄弁人協会主催「第13回世界韓国語雄弁大会」にて統一部長官賞受賞。16年の第21回同大会において国務総理賞受賞。著書 『すぐに使えるシゴトの韓国語』 (アルク)、『シゴトの韓国語 基礎編』 『シゴトの韓国語 応用編』(三修社)、『リアルな日常表現が話せる! 韓国語フレーズブック』(新星出版社)など。翻訳書に『無礼な人にNOという44 のレッスン』(白水社)がある。
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