『パスタ~恋が出来るまで~』主演女優コン・ヒョジン
『パスタ~恋が出来るまで~』主演女優コン・ヒョジン
一流シェフを夢見る女性コック見習い、ユギョンを主人公にしたドラマ『パスタ~恋が出来るまで』。ことし3月の月火ドラマで視聴率ダントツ1位を記録、視聴者の反響を受け延長放送までされた大ヒット作品だ。

韓国ドラマ「パスタ~恋が出来るまで~」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

超一流イタリアン・レストラン「ラ・スフェラ」でアシスタントとして、3年間仕事をしてきたユギョン(コン・ヒョジン)。やっとフライパンを握れることになった日、新しいシェフのヒョヌク(イ・ソンギュン)が現れる。一流シェフでイケメンのヒョヌクだったが、「厨房に女は要らない」と、翌日から女調理師を全員解雇。しかし、調理師の夢を諦められないユギョンは、解雇されても出勤し続けヒョヌクにしつこく付きまとう。

『コーヒープリンス1号店』イ・ソンギュンとの掛け合いも大きな話題を呼んだ。また、KBSのオーディション番組で5000倍の倍率を勝ち抜き優勝したキム・テホ、<TRAX>の元メンバー、ノ・ミヌ、『霜花店』の護衛武士でデビューしたヒョヌらイケメンシェフ3人組にも注目が集まった。

頑張り屋で素直で、どんなに怒られてしょげても数秒後には笑っている。同じ女性から見ても愛らしいユギョンを演じた演技派女優コン・ヒョジン。彼女に、“愛される”役作りをはじめ作品でのエピソードを聞いた。

<b>-『パスタ~』への出演を決めた理由は。</b>
韓国ドラマはドタバタしたラブコメディや刺激的でドラマティックなものが多いのですが、このドラマは淡泊ですっきりしていて、好印象を受けました。わざと笑わせるような雑多な感じがなく、いいなと思って出演を決めました。

<b>-「平凡な女性」を演じたかったと聞きましたが…。</b>
これまでタフな女の子を演じることが多かったんです。なので、もう少し愛らしくて、人に好かれるような平凡な女の子を演じてみたいと思っていました。例えば、怒られたら涙を流すぐらい、か弱い女の子のような。『パスタ』の台本にはユギョンのキャラクターに関する説明はほとんどなかったので、自分が演じてみたいようにアイデアをたくさん出しました。若く見られるように(笑)前髪を短くしたり。一生懸命ではあっても、決して天才的な感じではない平凡な女の子にしようとしたんです。実は当初、監督が私に望んでいたのはタフなキャラクターでした。でも、それだと代わり映えもないし、ヒョヌクのキャラクターを抑えてしまいます。監督もわたしを信じて任せてくれたので、自由に演じられたと思います。

<b>-そんな平凡なユギョンが視聴者に愛されましたが、どんな点が魅力だったと思いま
すか。</b>
どんなに腹を立てても、すぐに怒りを収めるところかな。ヒョヌクに怒って道路の真ん中で車を降り、置いていかれるシーンがあるのですが、その後すぐにヒョヌクにごまかされ、笑って許してしまうんです(笑)。好きな男性を疑ったり挑発したり、関係をわざと複雑にさせるようなことがないんです。考えすぎたりせず、見たままを信じる性格が彼女の一番の魅力で、男女問わず愛された要因だと思います。

<b>-怒ってばかりのヒョヌクですが、演じたイ・ソンギュンさんの印象は。</b>
怒られるシーンばかりだったので、最初はなかなか慣れなくて。カワハギを買うため漁港まで行くシーン(第5話)があるのですが、ロケ先で一緒に放送を見ながら焼酎を飲んだんです。それでようやく親しくなりました。現場ではもちろん、撮影が終わってからも“シェフ”と呼んだり、ソンギュンさんはわたしを劇中のあだ名“プンオ(金魚)”と呼んでいます(笑)。でも、怒鳴るシーンは本当に怖かったですよ(笑)。『コーヒープリンス1号店』で演じていたソフトで優しい印象はありません。実際は今回のシェフみたいな性格だと思います。タフで男らしい感じですね。優しい姿よりずっとかっこいいと思いました。

<b>-このドラマの見どころを教えてください。</b>
このドラマは、とても現実的な話なので、韓国の視聴者からは他人の恋愛を盗み見しているような感覚だと言われました。だから、見ていて納得するしドキドキすると思います。最近はこうやって恋愛するんだなと思ったり、自分の恋愛に繋げて役立てたりもしますよね。それから、ストレスを受けずに見られる“明るさ”があります。そういった点でも、安心して見てほしいです。

来たる12月22日、ドラマ『パスタ~恋が出来るまで~』vol.1~vol.10がTSUTAYA独占でレンタル開始(レンタル発売・販売元:カルチュア・パブリッシャーズ)となる。同時にDVD-BOX1が発売、1月5日にはDVD-BOX2がリリースとなる(発売元:カルチュア・パブリッシャーズ/販売元:TCエンタテインメント)。

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