「DXTEEN」左から田中、平本、大久保、谷口、寺尾、福田
「DXTEEN」左から田中、平本、大久保、谷口、寺尾、福田
「JO1」、「INI」を輩出したLAPONE Entertainmentから3組目となるグローバルボーイズグループ「DXTEEN」のデビューが決定。大久保波留(おおくぼなる)、田中笑太郎(たなかしょうたろう)、谷口太一(たにぐちたいち)、寺尾香信(てらおこうしん)、平本健(ひらもとけん)、福田歩汰(ふくだあゆた)の5人で構成され、“夢路を走る少年たち”をコンセプトに、青春の1ページを鮮やかに彩るフレッシュさと透明感を持ち合わせた次世代のボーイズグループだ。5月10日のデビューに先立って、3月8日(水)に『Predebut SP Event「Hello!DXTEEN」』を東京・EX THEATER ROPPONGIで開催した。

MC古家正享の呼び込みで「DXTEEN」がステージに登場。会場からは黄色い歓声が上がり、瞬く間に熱気に包まれた。初めてファンを前にしたメンバーは少し緊張している様子だが、「盛り上がる準備は出来てる?」(笑太郎)、「みんな、波留のとりこになる?」(波留)、「みんな、元気?香信お兄さんも元気!」(香信)と、あいさつのつかみはバッチリ。

グループ名の「DXTEEN」には、「DREAM」×「TEEN」=夢に向かって一歩一歩拡張、拡大しながら成長していき、努力と挑戦を重ねていく6人の青春の無限の可能性という意味が込められている。初めてグループ名を聞いたときの印象を聞かれた歩汰は、「かわいらしさもあり、かっこよさもあり、まさに僕たちに似合うグループ名だと思いました。ここからグループとして始まるんだと実感しました」と、答えた。デビューが決まったときの心境は、「ツラいこともたくさんあったけど、諦めずに頑張ってきたので、『やっと夢がかなうんだ!』ってうれしかったです」と、波留が感慨深そうに話した。

2022年1月から韓国でのトレーニングを重ね、共同生活も経験した5人。太一は「楽しい思い出はたくさんあるんですけど」と前置きしてから「韓国での年越しが1番印象に残っています。31日の夜遅くまで練習して、帰りにみんなで買い物してカウントダウンしてっていうのがとても楽しかったです」と、去年の年末を振り返った。笑太郎は「夜遅くまで練習したあとのお風呂の取り合いだったり、家事も当番制だったので、それはちょっと大変でしたね」と、共同生活における苦労もあったと話した。

ここからはメンバーのプロフィールを深掘り。まずは、ニックネーム“しんしん”こと香信から。チャームポイントである“笑ったときの目”を披露するべく、カメラに向かって笑顔をみせるとファンは大絶叫。メンバーからも「かわいい!」という声が飛び交った。見た目からは落ち着いてみられることが多いが、周りから実は変人と言われるというエピソードには「笑いを取ろうとしているわけじゃないのに、ふとしたときに破壊力のある言葉を言ってきたりする」と、健が香信の素顔を明かした。

2人目は、周りから“謎”といわれるという歩汰。最近、二度寝にハマっているそうで「単純に二度寝するのも気持ちいんですけど、あえて少し早い時間に起きて『あ、まだあと2時間もある』と思って二度寝するのにハマっています」と、謎めいた習慣にメンバーもビックリ。さらに、「DXTEEN」のみんなとしたいこととして「沖縄に旅行に行きたい」と、話した。

3人目は、えくぼがチャームポイントの波留。時間を止める能力がほしいと書いた理由を聞かれると「食べることが好きなのに食べるのが遅くて、みんなは練習に行っているのに僕だけまだ食べているみたいなことがよくあるから」と答え、MCから「てっきりファンともっと一緒にいたいからとか言うのかと思ったよ」と言われ、ハッとした表情するところが初々しい。

4人目は、学生時代に芋けんぴから芋を取って“けんぴ”と呼ばれるようになった健。タイムスリップできるなら自分が産まれた2004年に行って、現代とは違う場所などを見てみたいというロマンチストな一面をみせた。しかし、「見た目はかっこいい系なのに、実際はすごく甘えたがり屋。買い物にも1人で行けない」と、太一から暴露されると「恥ずかしいところではあります」と自覚している健に、ファンも大笑い。

5人目は、キリッとした目がチャームポイントのリーダー太一。周りからポンコツと言われる理由を聞くと、「ふりかけをご飯にどれぐらいかけたらいいか聞いてくる」、「カップ麺の粉を全部入れていいの?お湯はどこまで入れるの?とか聞いてくる」など、メンバーから続々とポンコツエピソードが飛び出した。「ポンコツな部分もあるけど、本当にやさしいリーダーです。相談にも乗ってくれて、かっこよくて、かわいくて、すてきなリーダーです」と、笑太郎からはべた褒めされ、太一もうれしそうな顔を見せた。

最後は、「DXTEEN」のスタイル抜群な末っ子、笑太郎。スパイダーマンが好きで、手から糸を出してビルの間とかを飛んでみたいという何ともかわいらしい夢を語った。香信からは「1番面白い。面白い動きとか変顔とか。さっきも楽屋で歩汰がカメラで写真を撮っていたら、一瞬で20種類ぐらい笑太郎の変顔写真が撮れた」と、楽屋でのエピソードを明かされ、MCに向かって変顔を披露する場面も。

そして、ついに新曲「Brand New Day」をファンの前で初披露。若さあふれるキレッキレのダンスにキュートな振り付けもプラスされ、「DXTEEN」ならではの世界観でファンを魅了した。そして、会場に集まったファンだけにサプライズとして、メンバーもまだ見ていない解禁前のMVを一足お先に初公開。MVを見ながら、メンバーもリズムをとったり、体を揺らしたりテンションMAXに。「みんな、それぞれいいシーンがあったね」(香信)、「頑張ってよかった」(波留)と、MVの出来に感動していた。さらに、カップリング曲「Come Over」もサプライズで初披露。「Brand New Day」とはまた一味違い、少し大人びた印象も感じられる爽やかな楽曲に仕上がっている。

イベントもついに終わりの時間を迎え、「大丈夫、また会えるから」と健がファンに約束した。「これからもずっと「DXTEEN」は成長し続けるよう頑張っていくので、応援よろしくお願いします!」と、太一が締めくくり、会場に集まったファン1人1人の顔を見ながら、名残惜しそうにステージをあとにした。


Copyrights(C)wowkorea.jp 5