左から「SUPERNOVA」ジヒョク、ユナク、ソンジェ、ゴニル、グァンス、園田俊郎監督
左から「SUPERNOVA」ジヒョク、ユナク、ソンジェ、ゴニル、グァンス、園田俊郎監督
今年、日本デビュー10周年記念イヤーを迎え、活発な活動を展開している「SUPERNOVA」の10周年記念映画「超新星10th Anniversary Film~絆は永遠に~」が7月26日(金)より公開!
同日、東京・丸の内ピカデリーにて、初日舞台あいさつが行われ、メンバーのユナク、ソンジェ、グァンス、ジヒョク、ゴニル、そして園田俊郎監督が登壇し、映画公開の心境や制作秘話などを語った。

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 上映が終わった後、大きな拍手で迎えられたメンバーたち。早速、お馴染みとなっている全員のあいさつから、自己紹介をしていく中で、「皆さん、久しぶりです」というユナクに、「皆さん、久しぶりじゃないよね?」とツッコミを入れ、会場を笑いに包んだソンジェ。一気に和気あいあいとした雰囲気が漂った。

 そして、星野卓也の司会進行で、映画トークへ。本作は、ドキュメンタリー「The HISTORY of 超新星 to SUPERNOVA」と、ショートムービー「絆は永遠に」の2部構成。

 「The HISTORY of 超新星 to SUPERNOVA」は、「超新星」から「SUPERNOVA」を経た10年間の軌跡を、貴重な過去映像を織り交ぜながら日本デビュー以降の10年を振り返るメンバーによるロングインタビューと、2018年の再始動の密着をドキュメンタリーとして描いた作品だ。

 「改めて10年を振り返ってどうか?」と聞かれたユナクは「もう10年か、って感じですし、この映画は制作期間が10年かかったということになりますよね?だから、映画になってうれしいです(笑)。久しぶりに、『Funky Galaxy』の3人(ジヒョク、グァンス、ゴニル)と会ったんですけど、もう十何年一緒にいるから、家族みたいな感じだなと思うぐらい深い関係になったんじゃないかなと。このテーマ(絆)と一緒ですよね。そして、皆さんとも10年経って、うれしいし、ありがたいし、この映画が誕生できたのは奇跡だと思います。皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感慨深そうにした。

 また、グァンスも「時間が過ぎるのがあっという間だなと思うし、10年間いろんなことがあったので、日本の『Milky』(=「SUPERNOVA」のファン)の皆さんと一緒に笑って、泣いて、いろんなことを経験してきたんで、それを考えていたら、胸もグッとくるんですけど、ファンの皆さんの存在だけで、すごく感謝する気持ちがいっぱいです。きょうももちろんそうだし、10年間ずっと僕たちを支えていただいて、本当に感謝しています」と語った。

 この日は映画公開初日。いまの心境について、ソンジェは「僕たちのいろんな話が入っている映画が日本で公開されて、本当にうれしいし、いい思い出になると思います。作った監督さんにも感謝しています」と。

 ゴニルも「ソンジェ君と全く同じで、すごいうれしいなと思いますし、10年間、周りで僕たちのことを応援してくれているスタッフの皆さんにも、感謝の言葉を伝えたいです。今まで何本か映画を作ってきましたが、いつもスタッフの皆さんと一緒に見るたびに、涙がボロボロになったりとか、すごいたくさんの思い出を残してくれているんですね。今回もスタッフさん、そしてファンの皆さんも含め、みんなからの大きなプレゼントだと思い、うれしく思っています。皆さんに映画を楽しんでもらえたら、僕は満足です。改めて10年ぐらい、いろんな映像を残してくれている園田監督にもすごい感謝しています」とスタッフや監督にも感謝した。

 その園田監督は、「超新星」時代から、彼らのミュージックビデオを多数手掛けてきた監督。今回の作品のため、ロングインタビューでは1人ずつ、1時間弱インタビューしたとか。園田監督は「メンバー同士の絆をすごく感じましたし、全員が口を揃えて、ファンの方々への感謝をエピソードの中に込めて、話してくれたのが印象的でした。それで、今回の映画のタイトルを『絆は永遠に』としました」とインタビューをした後に、タイトルが決まったことを明かした。

 ロングインタビューを振り返り、ジヒョクは「ロングインタビューを日本語でやったのは初めてだったので、本音が伝わるかなと思ったんですが、最後まで日本語で頑張って良かったし、スタッフさんと仲が良いから、率直な話が出来たと思います」と笑顔を見せた。

 ショートムービー「絆は永遠に」は、今年撮り下ろされたもので、メンバー5人が特殊メイクで70代の姿となり、2059年の自身の姿を演じることにチャレンジ。40年後から2009年をフラッシュバックするストーリーで、見ごたえたっぷりの作品に仕上がっている。

 なぜ、40年後のストーリーになったかというと、監督がユナクと打ち合わせをする中で、ユナクから50年後という作り方はできないかという話があったからだとか。そのアイディアを出したユナクは「アイドルの命って気になるじゃないですか。僕よりジヒョク君、ソンジェ君、ゴニル君、グァンス君は若いときからこの業界に入って、ずっとアイドルの教育を受けてきた人なので、うちら5人は50年後、どうなるかなと思って。それが気になるから、やってみたいなという気持ちもあったし、昔のうちらの歴史はもう皆さん、分かっているから、逆に未来の話にしたいなと思いました」と40年後のストーリーにした理由を語った。

 また、最新シングル「BANG☆」のミュージックビデオのティーザーとして、このショートムービーの映像が入っていたが、ファンの間では、シリアスなストーリーとは知らずに、特殊メイクをしたメンバーたちの姿に笑いが起きたとか。グァンスは「なんで笑うんだろうって不思議に思いましたが、フルバージョンをご覧いただいたら、シリアスな意味が分かると思います。ま、でも人生初の特殊メイクだから、すごく楽しかったです!」と振り返った。

 ほかにも、ジヒョクはメンバーたちと一緒に演技をするのは恥ずかしかったと話し、末っ子のゴニルは「特殊メイクをした4人を見たら、完全に老人なんですよ(笑)。鏡を見たら、自分も老人になっていて。こういう経験ってなかなかないじゃないですか。それで、メンバーたちと“お前はこういう風になるかも”って話をしたり、お芝居するときも、グァンス君が亡くなって、みんなで泣くシーンがあったんですけど、けっこう本気で泣いてしまって。本当にグァンス君が最初に亡くなるのかなって(笑)。そういう話をしたり、この中で結婚は誰が一番早いのかなとか、人生の話をたくさんした記憶があります」と撮影中のエピソードを披露。

 すると、ユナクは「メンバーの話で、老人になった姿は、ゴニルが一番イケメンでした。グァンス君はチャラそうなおじいちゃんになって。亡くなるときも指輪をつけていました。監督さんが“さすがにアクセサリーはとりましょう”って言っているのに、“いや、これが僕なんで”って(笑)」とグァンスのこだわりを暴露。いつも身に着けているアクセサリーを現場に持っていったというグァンスは「死ぬときもグァンスらしく、っていう役作りをしました」と役作りを徹底したと明かした。

 最後にユナクは「10周年ということで、こうやってメンバーと映画も撮れたし、アルバムの活動もみんなで出来てうれしいなと思っています。その中に皆さんがいるから、すごく頼りにもなるし、うれしいし、感謝の気持ちでいっぱいです。さっき監督さんも言われた通り、メンバーそれぞれがファンの皆さんへの愛の気持ちがあるから、リーダーとしてやりやすいです。皆さんのことを第一に考えているメンバーもステキだなと思うし、僕たちのことを思ってくれている皆さんもすごくステキだなと思っています。これからも、メンバーと仲良く10周年を楽しく盛り上げていきたいなと思っています。ありがとうございました」とファンにメッセージを伝えた。

 この後、「SUPERNOVA」は全国7か所で舞台あいさつを実施。そして、8月28日発売の1stアルバム「PAPARAZZI」のリリース記念イベントが、舞台あいさつを実施する全国のイオンモールにて開催が決定している。さらに、9月にはLIVEツアー『2019 LIVE TOUR 「SUPERNOVA-03」~10th~』を全国5か所にて開催。デビュー記念日9月9日よりファンミーティングを2Days開催と、ビッグなイベント目白押しで、さらに10周年を盛り上げる。


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