「U-KISS」ジュン
「U-KISS」ジュン
アーティスト、俳優としてマルチに活躍中の「U-KISS」の末っ子ジュンが、2月4日(月)東京・渋谷TSUTAYA O-EASTにて、日本ソロデビューを記念したショーケースイベントを開催。4月10日(水)にリリースする初のソロシングル「Phenomenal World」(フェノメナルワールド)を世界最速でお披露目し、「KISSme」(=「U-KISS」のファン)を魅了した。

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 2014年6月、「U-KISS」に加入した当時の映像を集めたオープニング映像が上映された後、ステージに登場したジュン。パワフルでキレのあるダンスパフォーマンスを披露し、華やかにショーケースイベントの幕を開けた。

 「こんにちは。ジュンです。ソロショーケースにようこそ!」と笑顔であいさつしたジュンは、客席の熱い歓声と大きな拍手に「ありがとうございます!本当に感動しています!」と感激いっぱいの様子。ここで、MCを務めるシン・ウィスを呼び込み、楽しい掛け合いのトークコーナーからスタートした。

 オープニングで披露したダンスパフォーマンスは、「Phenomenal World」のイメージに合うよう、自分で振付も考えて準備し、この日を迎えたというジュン。ソロデビューが決まったときは「15秒間、ボーッとして、夢か本当かずっと考えて、最初はすごく幸せでした。でも、どんどん時間が過ぎたら不安になってきました」と率直な心境を明かした。

 そして、気になるデビュー曲は「Phenomenal World」。日本語式に発音しようとすると噛んでしまい、ジュンもシン・ウィスも何度も言い直し、「英語(の発音)でいいですか?(笑)」と英語で曲名を言ったジュンは曲について、「鏡の中の自分との対話がテーマになります。去年、いろんなところで活動したじゃないですか。何が本当の自分か、どんな姿が本当にジュンっていう人間の姿か、というのを皆さんに伝えたいと思いました」と紹介した。

 また、PVは新宿駅周辺でも撮影したとか。横断歩道の前で、通りすがりの人たちを前に踊るのは恥ずかしかったし、特に、向かいの車の運転手と目が合ったときが、一番気まずかったというエピソードを公開し、「ターンしたら、(運転手と)目が合ったのですごくビックリしました。(運転手に)ウインクしました(笑)」とその様子を再現する一幕も。そうして完成したPVは「満足しています!」と自信を示した。

 次のコーナーは、事前に「U-KISS」の公式SNSで募集していた、ファンからの質問にジュンが答えるQ&Aコーナー。最初の質問は「俳優、アーティストとしていろいろ活動していますが、次はどんなことにチャレンジしたいですか?」というもの。専門的に学んだことはないが、絵の才能を開花させているジュンは「韓国で12月ぐらいに絵の展示会ができるよう、用意しているんですけど、それを日本でもできたら、挑戦したいです」と意欲を見せた。

 続いて、「日本でドラマに出演するとしたら、どんなジャンルがいいですか?」という質問では、表情で語ることができるサイコパス役がいいとし、日本語がもっと上手くなったら弁護士役もやってみたいと。

 ソロデビューが決まったときのメンバーの反応を聞く質問では、フンからは「昔のジュンだったら信用できないかもしれないけど、いまのジュンだったら、何をやっても信じているから、頑張って皆さんにいろんな魅力を見せて、韓国に気を付けて戻ってきてね」と言われ、キソプからは「誰にも負けないぐらい、ステキなパフォーマンスを用意してね。でも、一番大事なのは、ジュンは最近、膝が痛いから、準備運動を必ず30分以上はやってね」と優しい言葉を掛けられたという。イライからは「頑張ってね。大変なときがあったら、必ずユンケルを飲んでね」と言われたそうで、TETSUに行きたがっていたイライからは日本での活動を羨ましがられたとも。

 さらに、入隊中のスヒョンからも電話が来たそうで、「ジュン、(日本デビューの)記事見たよ。お前なら何でもできるから頑張ってね。それから、『KISSme』の皆さんに、“本当に会いたいよ”って伝えて」と伝言も頼まれたとのこと。ジュンは「離れていても、僕のことも、『KISSme』の皆さんのことも考えてくれるから、やっぱり“お頭”だなと思いました」と改めてリーダーの偉大さに触れ、メンバーとの絆を感じながら、その瞬間が幸せだったと振り返った。

 また、「女性の『KISSme』が恋人のような存在であれば、男性の『KISSme』はどんな存在ですか?」という質問では「親友のような。兄弟のような存在」と答えたジュンは、最近1日の中で一番好きな時間について、ハードなスケジュールが終わった後、家で自分が好きな音楽を聴きながら、温かい色のライトをつけて、絵を描いている時間だと語った。

 最後の質問「人生のロールモデルは?」では、「昔はあるアーティストさんだったけど、最近変わりました。お父さんです」と答えたジュン。「小さい頃は怖い人でした。ジュンにはめちゃくちゃ厳しかったんです。でも、いま自分が大きくなってみると、お父さんにとって一番大事なのは家族で、その家族のために、自分が好きなことも諦めて、家族のことを守ってくれる姿がすごくカッコいいと思ったし、ジュンも大切なもの、大切な人たちを守るために頑張りたいです」と父親への想いを明かし、今回のデビューシングルも真っ先に父親に聴かせたという。父親から「いいけど、難しいな。でも、頑張ったね。早く寝て」と言われたというほほ笑ましいエピソードも公開した。

 再びステージのスクリーンには、ジュンがスタッフから、ソロデビューの話を聞かされたうれしい瞬間を収めた特別映像が流れ、ファンの期待値も一気に上がったところで、ダンサーと共に「Phenomenal World」を初披露!目をくぎ付けにするパフォーマンスで、会場からは「カッコいい~!」という声があちこちから上がると、そんなファンの反応にジュンは「良かったです~」と胸をなでおろし、「皆さんのおかげで、こんなにカッコいい姿も見せられて、ジュンは幸せ者です」とファンの応援に感謝した。

 また、前日には、2014年の日本武道館公演前に感じたのと同じ、ドキドキ、ワクワクする気持ちになり、久しぶりに緊張したとも。改めて「皆さんのおかげで、できました。ありがとうございます」と頭を下げた。

 そして、シングルに収録されるもう1曲「Never too late」は「タイトル曲とはまた雰囲気が違う曲です。ワクワクする感じが歌詞に込められているので、皆さんもこの曲を聴きながらワクワクしてほしいです」と曲フリをし、ソロ活動はジュンにとって新しい挑戦なので、そんな想いも伝えたいと「Never too late」を披露。グループではラップを担当しているが、ラップを封印し、“ボーカリスト”としての魅力を存分に見せた。

 「『Phenomenal World』も『Never too late』もぜひ期待してください!」と力強くメッセージを伝えたジュンは最後に「重大発表」として、4月6日(土)大阪・松下IMPホール、4月8日(月)東京・Shibuya TSUTAYA O-EASTにて、初のソロイベント「JUN(from U-KISS) 1st Event 2019 ~Phenomenal World~」の開催を発表。ファンを歓喜させた。

 この日はファンの大歓声を一身に受け、何度も恥ずかしそうに、また何度も頭を下げて感謝の言葉を述べていたジュン。「イベントができるのは皆さんの応援のおかげです。いつもジュンのことを応援してくださって、本当にありがとうございます。これからのソロ活動も頑張って、ステキなパフォーマンスを見せるので、皆さんも「U-KISS」を、そしてジュンをたくさん応援してください!以上、ジュンでした」と言うと、客席に投げキスをする大サービスで、初のソロショーケースを大盛況のうちに締めくくった。


JUN(from U-KISS) / Phenomenal World 30Sec. SPOT
JUN(from U-KISS) / Phenomenal World 30Sec. SPOT




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