俳優ソン・ホジュン
俳優ソン・ホジュン
昨年下半期、最も注目を集めた韓国ドラマ「私の後ろにテリウス」で初の悪役を演じて新境地を開拓し、新ドラマ「眩しくて」では、見栄っ張りのコンテンツクリエーターを演じる実力派俳優ソン・ホジュン

ソン・ホジュン の最新ニュースまとめ

 バラエティでもブレイクのきっかけとなった「三食ごはん」に続き、現在は親友のユ・ヨンソクらと済州(チェジュ)島のみかん農場でカフェを運営し、収益金を全額寄付するバラエティ番組「コーヒーフレンズ」に出演。“ソンバリ(ソン・ホジュン+バリスタ)”として、見事なバリスタぶりを発揮するなど、ドラマ、バラエティで人気を博している。

 そんな彼が2月1日(金)、2度目の日本ファンミーティングを開催するため、来日。ファンミーティングに先駆け、合同インタビューを行い、実直で誠実な人柄を垣間見せた。


Q.今回来日するにあたり、親友の東方神起ユンホさんや俳優ユ・ヨンソクさんから、アドバイスやエールなどはありましたか?

去年ファンミーティングで来たときは、彼らがメッセージをくれたんですが、今回は日本に来ることを言わず、静かにこっそり来たので…。あ、ユンホがあいさつの言葉を教えてくれましたね。「(日本語で)皆さんこんばんは。ソン・ホジュンです。本当にお久しぶりですね。皆さんにお会いできてうれしいです」と(笑)。


Q.今回日本で2度目のファンミーティングですが、前回手応えがあって、今回の開催となったんでしょうか?

生まれて初めてのファンミーティングが、前回日本で開催したファンミーティングだったんですが、すごく良かったし、楽しかったんです。日本で、僕という存在が知られていることが不思議だったし、たくさんの方が応援してくださっていることが分かって、それにすごく感謝しました。前回ファンミーティングでご一緒したスタッフの方たちにも、「また来ます」と約束していたので、それが果たせて、とてもうれしいです。


Q.前回のファンミーティングではどんなことが印象に残っていますか?

とにかく、たくさんの方が僕のことを知っていて、応援してくださっているということ自体が本当に不思議で、ありがたかったということが一番印象に残っています。


Q.ドラマ「私の後ろにテリウス」で演じたチン・ヨンテは、悪役なのにコミカルな感じもありましたが、演じてみていかがでしたか?

チン・ヨンテという人物を演じるにあたり、彼の“本質”を理解し、表現するということに一番気を遣いました。元々悪いヤツが、悪いことをするのか、それとも元々は良いヤツなのに、悪い環境の中で生き残るために、変化していくのか。そこにポイントを置き、僕は後者の方、元々は優しいのに、生きるために、仕方なくそういう行動をとったと表現しました。なので、僕が演じたチン・ヨンテは、悪事を犯すときを除いては、本来の優しい部分が出ていたのではないかと思います。


Q.新ドラマ「眩しくて」ではどんな役を演じるのでしょうか?

事前制作ドラマなので、すでに撮影が終わりましたが、僕が演じるヨンスという人物はすごく面白いキャラクターです。撮影をしながら、監督やスタッフさんの笑いが止まらず、何度もNGが出てしまったほど楽しい現場だったので、それが画面を通しても分かると思います。ぜひ期待してほしいです。


Q.バラエティ番組「コーヒーフレンズ」で、収益金を全額寄付するという趣旨で、カフェの運営をされましたが、やってみていかがでしたか?

“ファネーション(Fun + Donation)”という楽しい寄付文化を作ろうという趣旨で始めたんですけど、「コーヒーフレンズ」とすごく合う言葉だと思います。肉体的に大変ではあったんですが、収益金を集めて、それを寄付したとき、本当に胸がいっぱいになりました。撮影も本当に楽しかったです。


Q.「コーヒーフレンズ」ではドリンク担当となり、ラテアートもされていましたね。

ハンドドリップの資格は取っていたんですが、番組でお客さんが喜ぶ姿を見せようと思ったら、ラテアートも練習しないといけないのではないかと思って、合間を縫って練習しました。お客さんに、目でも楽しんでほしいと思ったので。


Q.ちなみに、ソン・ホジュンさんは普段カフェに行ったら何を頼みますか?

絶対アイスアメリカーノです!


Q.豆の産地で好きなところは?

ハンドドリップの資格は取りましたが、コーヒーについて、それほど詳しいわけではないで(笑)。どのカフェに行っても、アイスアメリカーノを頼みます。


Q.「コーヒーフレンズ」、「三食ごはん」では料理をする姿も披露していましたが、私生活では身の周りのことは自分でする方ですか?

料理は、番組を通して覚えたこと、できるようになったことがあるので、たまにする方です。でも、1人分を作ろうとすると、むしろ材料費が高くつくんです。だから、たまに自分で料理をして食べますが、出前をとることの方が多いです。


Q.30代半ばという年齢は、男性としていい時期だと思うんですが、ソン・ホジュンさんの人生観を教えてください。

20代は怖がらず、いろいろ挑戦してみるのがいいと思います。失敗もたくさんしながら。その経験をもとにして、30代は失敗しないよう、慎重に生活していかなくてはいけない年代だと思います。30代が持つ責任感、それが重くなる年代だと思います。


Q.何歳ぐらいで結婚したいと思っていますか?

特に決めていないです。結婚したいと思う女性が現れたら、結婚したいです(笑)。


Q.ソン・ホジュンさんが考える俳優という仕事の魅力は?

僕が感じる俳優の魅力というより、視聴者や世間の皆さんが、僕という俳優を見たとき、どんな役を演じていても、ぎこちなさ、違和感を覚えず、僕が演じている役を楽しく見てもらうということが第一だと思います。そのためには、努力しなければいけないことがたくさんあると思っています。


Q.いままで共演した俳優で、手本にしたい方は?

俳優の仕事をされている方なら、どの方からも、学ぶべき点があると思います。なんなら子役にも、彼らが持っている純粋さというか。例えば、3~4歳の子に「君の飼っている犬が具合悪いんだって」って言うと、その言葉を信じて泣くじゃないですか。そういう純粋さとか、3~4歳の子役からも学ぶ点は多いし、俳優の仕事をされている皆さんに、それぞれの良さがあって、学ぶべき点があると思います。


Q.これからどのような道を歩いていきたいですか?人生のモットーなどがあれば教えてください。

若い頃から、僕の最終目標、人生のモットーは“幸せな人生を送る”ということです。だから、俳優という仕事も楽しいし、幸せだからやっている仕事だし。ずっと幸せに暮らせればいいなと思っています。そして、周りの人もみんな幸せになってほしいです。僕によって周りが幸せになれば、僕自身も幸せになります。それも自分が幸せになる道だと思います。


Q.ソン・ホジュンさんというと、チャ・スンウォンさん、ユ・ヨンソクさん、「東方神起」ユンホさんなど、先輩から後輩まで芸能界での交友関係が広いですが、愛される秘訣があれば教えてください。

あ~、僕に愛される秘訣があるわけではなく、彼らが僕のことをすごくいい目で見てくれているので(笑)。僕が、何か持っている人間ということではないと思います。


Q.謙遜では?

ハハハハハ。


Q.前回のファンミーティングでは、ファンの願いを叶えるコーナーがありましたが、ソン・ホジュンさん自身、いま叶えてほしい願いがあるとしたら何でしょうか?

放送中の「コーヒーフレンズ」が、日本でもたくさんの方に視聴してもらえたら、ありがたいし、放送を控えているドラマ「眩しくて」も日本でたくさんの方に愛してほしいです。


Q.最後、ファンにメッセージをお願いします。

去年、初めて日本でファンミーティングを開催する話が出たとき、僕こう言ったんです。「日本で僕のことを知っている人がいるのかな?」って。でも、去年日本に来たら、たくさんの方が応援してくださって、これだけの方が僕に関心を持ってくださっているんだなと感動したんです。それがすごくありがたくて、今回また日本に来ることになったんですが、これからもたくさん応援し、愛してほしいです。皆さんをガッカリさせないように、いい演技もお見せするつもりだし、さらに頑張っている姿をお見せしたいと思います。よろしくお願いします。


 インタビューでは、「コーヒーフレンズ」の話題も出たが、ロケ地となった済州島のカフェは、「すでに撮影は終わりましたが、カフェを解体としたという話は聞いていないので、まだあるのでは?」と話し、韓国のおすすめスポットに挙げていたソン・ホジュン。新ドラマ「眩しくて」もスタートし、ますます脂の乗った活躍ぶりを見せてくれることだろう。

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