「MYNAME」ジュンQ
「MYNAME」ジュンQ
昨年10月にメンバー、インスの入隊により、4人体制となってから、韓国ではKBSのアイドル再起プロジェクト「THE UNIT」に出演し、それぞれの個性を生かしながら、素晴らしいボーカルとパフォーマンスで注目を浴びた「MYNAME」。

MYNAME の最新ニュースまとめ

 ソロでもマルチな才能を発揮しているが、グループでラップ担当のジュンQが、4月10日(火)から上演される1部ストレートプレイ×2部ライブパフォーマンスの2部構成で贈る「NOSTALGIC-再びの君へ贈る-」で初舞台を踏む。さらに、4月13日(金)からはスチール写真と朗読劇を融合させた新しい朗読劇「フォトシネマ朗読劇 最果てリストランテ」に出演。同作は映画化も発表され、朗読劇に続き、映画への出演も決まるなど、俳優として新たな挑戦に挑むジュンQが作品にかける意気込みを語った。


<b>―まずは「THE UNIT」の出演、お疲れさまでした!</b>
めっちゃ大変でした(笑)。

<b>―でも、ミッションのたびにグループのリーダーになりたいとアピールし、「欲望のジュンQ」というニックネームがつくなど、積極的な姿が印象的でした。</b>
「MYNAME」としてデビューして、6、7年になるじゃないですか。それで、「THE UNIT」でも、出演者の中では先輩の方になるし、うちのリーダー、コヌ兄に教えてもらったことをみんなに教えてあげたかったんです。それで、リーダーに立候補したんですけど、みんなの投票で選ばれなかったから、結局はできなくて…(笑)。でも、「欲望のジュンQ」ってキャラができたのは、うれしかったです。

<b>―「THE UNIT」に出てみて、どんなことを学びましたか?</b>
一番良かったのは、いま日本と韓国で活動しているアイドルはいっぱいいるじゃないですか。そういうアイドルさんたちと同じ番組に出たことで、いろいろ刺激を受けたし、感じるものがあったということです。自分が考えたイメージとか、やりたいことを表現するために、ひたすら頑張る姿勢とか、やる気を近くで見て、僕ももっと頑張ろうと奮起するきっかけになりました。

<b>―そして、「MYNAME」としてはインスさん不在の中、4人での活動が始まりましたが、4人での活動はいかがですか?</b>
5人でずっと活動をしてきたんで、5人に慣れていたんですけど、インス兄が兵役に行っちゃってから、4人での公演を2、3回やったんですが、4人で初めて披露する曲もあるし、大変なこともいっぱいあるけど、逆に4人だと、もっと集中するようになって、チームワークもいいし、いい感じで活動できています。インス兄ともよく連絡を取り合っているし、ぜんぜん問題なく、4人でも頑張っていきたいです。

<b>―インスさんは4人の活動を見て、何か言っていましたか?</b>
「いいね~」とか(笑)。「僕も早くやりたいな」と言っていましたね。よくチェックしてくれてますよ(笑)。

<b>―インスさんは入隊前のインタビューで、「4人を見ると、すごくいい雰囲気で、逆に寂しくなるくらい」と言っていたんですよ。</b>
もちろん僕も兵役に行って、4人がそんな感じだったら寂しくなると思いますけど、今回はインス兄じゃないですか。4人がもっと集中して頑張らないとダメだから、そういう気持ちを持って、楽しくやっているんですよ。もちろん、僕はインス兄に早く帰ってきてほしいです。また早く5人で一緒にやりたいです。

<b>―4人になって歌のパート、ダンスのフォーメーションなども変わり、大変な部分もあるかと思いますが。</b>
パフォーマンスも踊りとか動線が変わって、また練習をしています。新しくチェンジするという部分では大変ですけど、4人になっても見に来てくれるファンの皆さんがいるから、頑張ろうという気持ちの方が強いです。チェジンは歌うパートが増えて大変そうですね。インス兄の変わりだから…。

<b>―ソロ活動も充実していて、ジュンQさんは4月10~12日まで韓国人キャスト5人による「NOSTALGIC-再びの君へ贈る-」で初舞台。いままでメンバーたちの舞台を見てきて、今度は自分の番になりましたが、いまの心境はいかがですか?</b>
最初セヨン兄さんの舞台を見たとき、すごいなと思ったんです。でも、セヨン兄さんはいつも頑張っているイメージだから、そんなに驚くこともなく、“僕もいつかやりたいな”というぐらいだったんですけど、この間、チェジンのミュージカル「あなたもきっと経験する恋の話2018」を見に行ったら、芝居も歌も上手くて、上演中ずっとファン目線で、笑顔で見ていたんですよ(笑)。それで、いままで一緒に過ごしてきたことを思い出しながら、チェジンは成長したなと、本当に誇らしかったし、僕も自分の舞台が決まっていたんで、チェジンから刺激を受けて、いまは僕も頑張らなきゃと気合が入っています。

<b>―「NOSTALGIC-再びの君へ贈る-」の1部芝居は、嵐の大野智さんがテレビで主演を演じた「勝手にノスタルジー」を上演。コミカルな笑いもあり、昔の懐かしさを思い出させてくれる男性5人の心温まる物語ということですが、ジュンQさんが演じるのはどういう役ですか?</b>
僕もテレビ版の「勝手にノスタルジー」を見たんですが、今回の作品では韓国人キャスト5人が、日本語で日本人のノスタルジーを表現します。その中で、僕はユウというキャラクターで、テレビ版では女の子だった役です。ユウはある人を想いながら、酔っ払って回想していくんですが、酔っ払っているから叫んだり、泣いたり、怒ったり、笑ったり、喜怒哀楽が激しいんです。僕は普段、感情をあまり出さないタイプなんで、いまは監督と2人で、喜怒哀楽の感情を出す練習をしていて、その部分を丁寧に演じていきたいなと思っています。

<b>―普段あまり感情を出さない分、演じるのが難しそうですね。</b>
そうですね。韓国語でもあまり感情を出さないのに(笑)。でも、練習をしながら、その感情がだんだんつかめてきたところです。

<b>―どの感情を表現するのが、一番難しいですか?</b>
酔って、可愛いっていうか、ギャグを言ったりするような。僕、あんまりギャグを言うキャラじゃないから(笑)。ダジャレってなんですか~って台本を読みながら思いました。怒る演技というのは、韓国のドラマで経験があるから、それなりにできるけど、笑う演技というのもちょっと難しいですね。

<b>―役作りの参考に、何かしていることなどはあるんですか?</b>
マネージャーさんにすすめられて、お芝居の勉強のため、いろんな舞台や日本の映画を見ています。この間、劇団5454(ランドリー)の「トランスイマー」という舞台を見に行って、あらすじを読んでから観たんですけど、セリフもしっかり聞き取れて、お芝居の内容が頭にスッと入ってきたんですよ。演出家・春陽漁介さんの演出の雰囲気がすごく良くて、作品の世界観が自分の好みと合っていたんで、内容を理解しながら見ることができて、すごく面白かったんです。日本の舞台を見て、声の出し方とか立ち方を自分なりにイメージできたと思います。

<b>―2部のライブパフォーマンスはどういうものになるんでしょうか?</b>
一応、自分の意見は言ったんですけど、ソロとかデュエットステージで、歌、ダンスをしっかり見せたいです。それぞれのグループのメンバーが、「THE UNIT」みたいに集まってコラボするんで、また新しい魅力を出したいです。

<b>―そして、「NOSTALGIC-再びの君へ贈る-」が終わった翌日には、もう次の舞台。4月13日~15日まで、日韓の俳優、声優、アーティストが一堂に会した朗読劇「最果てリストランテ」に出演されますが、朗読劇は難しい挑戦ではないですか?</b>
そうですね。正直、最初は舞台の方が難しいと思ったんですけど、朗読劇の方がもっと難しいです。僕は、レストランで料理を作るハン・ソンギュ役なんですけど、普段敬語とか丁寧語を使わないんで、口が回らないんですよ(笑)。だから、スケジュールが終わったら、寮に帰ってずっとセリフの練習をしています。

<b>―ハン・ソンギュはどういうキャラクターなんですか?</b>
ハンは毎日、死んだ人に三途の川を渡る前、最後の晩餐を作ってあげるんですが、自分の記憶を現世に置き忘れてきてしまって、記憶がないんです。だから、見た目は明るい性格ですけど、中身はその逆で、切ない想いを持った人物だと思います。

<b>―SNSにも稽古場の様子を撮った写真をアップされていますが、稽古場の雰囲気はいかがですか?</b>
最初は、共演者が経験のある方ばかりだから、読み合わせからレベルが高くて、すごく緊張したんですよ。でも、読み合わせから面白かったし、いまは皆さんといろんな話をしながら、ちょっとずつ距離感が縮まって、仲良くなってきました。特に、同じハン・ソンギュ役を演じるテジュさんとは役について、意見交換をしたり、発音とか、意味が分からないセリフを教えてもらったりして、いろいろ助けてもらっています。自主練の合間に桜を観に行ったり、電車にも乗ったりしました。

<b>―「最果てリストランテ」は映画化も決定しましたね。</b>
僕は日本映画が大好きなので、日本で映画に出演することになり、めっちゃうれしいです!映画は、朗読劇と世界観は同じなんですけど、ちょっと違うんです。朗読劇は男性4人で展開していきますが、映画では新しい役もできるし。いまはとにかく、日本人のスタッフさんに相手役になってもらって、読み合わせとか練習を頑張っています。衣装合わせなどはもう終わったんですが、ワクワクしました。

<b>―映画出演というと気分もまた違うと思いますが、「MYNAME」のメンバーたちは羨ましがっていませんか?</b>
僕には直接言わないですけど、マネージャーさんに、「ジュンQは何しているの?」って聞いて、「映画」って答えたら、「映画??」って驚いていたらしいです(笑)。それから、なぜか?! セヨン兄は「お~~。役者~、俳優ジュンQ~」ってからかってきます(笑)。でも、セヨン兄も舞台「SANZII」で主演を演じるし、テレビ東京地上波の番組「ガチだん!」(4月11日スタート!毎週水曜日25:40~)でMCもやるし、お互いに刺激しあっています。

<b>―いま2作品を同時進行で準備していますが、頭の切り替えはどうしているんですか?</b>
それが思ったより、難しくて。本番では、泣いて笑って激しく感情を動かす3日間を過ごした後、声で見せる静かな朗読劇が続くんで、1週間自分のコンディションをベストにしなきゃいけないっていうのも初めてのことだから、それも挑戦だし。だから、1週間を通して、自分の感情がどんな風に動くのかすごく楽しみです。でも、最初の舞台「NOSTALGIC-再びの君へ贈る-」の打ち上げって、僕出られないですよね?(笑) せっかく仲の良いメンバーたちと共演するのに、終わった後にお酒が飲めないのは、ちょっと残念です。

<b>―舞台が2作品終わった後、5月5日には「MYNAME」のファンミーティング「Fighting !!! !」も開催されます。今後の活動に向けて、ファンにメッセージをお願いします。</b>
いまは演技の勉強をしてきたセヨン兄と僕とチェジンの3人がお芝居に挑戦していて、これからも俳優としての活動もしていきたいし、コヌ兄は音楽へのこだわりが強いんで、ソロでもアーティスト活動があると思います。そうやって1人1人が力をつければ、4人が集まったとき、さらに大きな力になると思うんで、「MYNAME」をもっと成長させるため、いまはそれぞれが個々の実力を磨いていますが、年内の早い段階で、「MYNAME」のアルバムリリースとかライブを予定しています。みんなでミーティングをしながら、頑張って準備をしているんで、皆さん、楽しみに待っていてください!


 舞台は初挑戦となるので、1作品でも大変だろうに、2作品同時に挑むことになったジュンQ。稽古づくめで、さぞお疲れぎみかと思いきや、すごく充実した表情を浮かべていたので、「大変だと思うけど、楽しいんじゃないですか?」と聞くと、ニコッと笑い、「個人でも、皆さんに見せられるステージがたくさんあって、うれしいし、もっとジュンQをアピールしたいです!」と力強い答えが返ってきて、まさに“欲望のジュンQなう”だった。舞台、そして映画と活動の幅を広げるジュンQの俳優としての活躍にも期待したい!


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