【個別インタビュー】「風の色」クァク・ジェヨン監督、古川雄輝×藤井武美との撮影を振り返る! 「藤井武美がソン・イェジンやチョン・ジヒョンのようになってくれたら」

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【個別インタビュー】「風の色」クァク・ジェヨン監督、古川雄輝×藤井武美との撮影を振り返る! 「藤井武美がソン・イェジンやチョン・ジヒョンのようになってくれたら」
【個別インタビュー】「風の色」クァク・ジェヨン監督、古川雄輝×藤井武美との撮影を振り返る! 「藤井武美がソン・イェジンやチョン・ジヒョンのようになってくれたら」
1月26日(金)TOHO シネマズ 日本橋ほか全国ロードショー「風の色」のクァク・ジェヨン監督
映画「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」「僕の彼女を紹介します」などで知られるラブストーリーの巨匠・クァク・ジェヨン監督が新たに放つ、日韓合作の超大作ラブストーリー「風の色」(1月26日公開)。

 流氷の北海道・知床と桜舞い散る東京を舞台に、時空を超えた男女2組が、幻想的かつミステリアスな“究極の愛の物語”を展開する。ドラマ「イタズラなKiss~Love in Tokyo」やNHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」で、日本はもとよりアジア全域で大人気の古川雄輝と、公募オーディションで約1万人の中から選ばれたシンデレラ・ガール藤井武美が、1人2役に挑戦し、互いに恋人を亡くした男女を演じている。

 ミステリアスなストーリー展開、広大な雪原や流氷などを収めた映像美はもちろん、Mr.マリック監修の壮大なマジックシーンも見どころだ。「僕の彼女はサイボーグ」以来、日本のスタッフ&キャストとタッグを組んだクァク・ジェヨン監督が「自分史上、最高のラブストーリー。生まれ変われるなら、自分もこんな恋がしたい――」と自負する本作について、撮影を振り返り、思いを語った。


―個人的にクァク監督の作品、特に「ラブストーリー」が好きなので、こうしてお会いできて光栄です。
ありがとうございます。ちょうど少し前、韓国で「ラブストーリー」のトークショーがあって、14年ぶりにソン・イェジンと一緒に「ラブストーリー」を見たんです。面白かったですね~。

―「ラブストーリー」は2003年公開の作品ですが、ソン・イェジンさんは変わらないですよね。
そうですね、ビックリしました。お嫁に行っていないからかな(笑)。久しぶりに会ったんですが、性格がすごく明るくなっていて、前よりもっと気楽に接することができました。

―今回は、最新作「風の色」を引っさげ、プロモーションのため来日されましたが。
藤井武美さんが、ソン・イェジンやチョン・ジヒョンみたいになってくれたらうれしいです。

―クァク監督は駆け出しの女優を発掘し、スターダムへと押し上げるのに定評がありますからね。
それも運の一つだと思っています。スターになる人はすでに決まっていて、それを見つけられるかどうかは、運次第。全く見込みのない人をスターに作り上げていくことはできないので、スターになる人と出会うというのは運に恵まれていることだと思います。

―藤井武美さんはオーディションで、約1万人の中から選ばれたそうですが、どんな部分が目に留まり、キャスティングされたんでしょうか? 
昔の薬師丸ひろ子さんを思わせるような、古典的な印象を受けました。実際はすごく違いますが(笑)。古典的だというのは、自分が少年になったつもりで見たとき、ワクワク、ドキドキさせてくれる女優ということです。彼女はさまざまな顔を持っているので、これからもっと成長していくと思うし、いろいろな役をこなせる女優になると思います。

―現場で演技指導などはされたんですか? 
演技指導というより、現場では「こういう感情を表現してほしい」とか「こんな風に撮ります」ということを説明するぐらいです。あとはカメラ、照明の位置などを伝え、俳優が気楽に演じられる環境を作ってあげるのが監督の役割だと思っています。
演出というのは、説明するより、しないほうがいい、ということが多々あるんですよ。「僕の彼女を紹介します」を撮ったとき、チョン・ジヒョンがピアノのふたを開けると、鍵盤が全て真っ白になっているというシーンがあったんですが、そんなピアノを見たらビックリしますよね。そのビックリした表情を撮りたかったんですが、予め見せてしまっていたので、本番でのリアクションが弱くなってしまった、ということがあり、見せなければよかったと後悔したんです。そういうことがよくあるので、あえて説明しないほうがいいのではないか、と思うようになりました。
今回の作品でも、脱出マジックシーンで、藤井さんにだけ伝え、古川君にはあえて説明せずに撮った部分があるんですけど、古川君はすごくビックリしていましたね(笑)。

―その古川雄輝さんですが、クァク監督から見るとどんな俳優さんですか? 
最初に会ったときは、少年っぽい印象だったので、心配しました。でも、撮影に入ってみると、スリムなので、映画の中で長所がたくさんある俳優だなと思いました。すごくいろんなものをこなせるし、マジックの練習も本当に頑張ってくれて。もともと彼自身、マジックの才能があったみたいで、うまくやってくれたと思います。今回、古川君と出会えたのは幸運でした。

―古川さんといえば、「イタズラなKiss~Love in Tokyo」でのツンデレ男子のイメージが強いので、今回のラブストーリーではどんな姿を見せてくれるのか、と楽しみにしているファンも多いようです。
見て、ガッカリすることはないと思います。演技もますます上達しているし、全く違うキャラクターを2つ演じているので、それもすごく面白いと思います。肉体的にも本当に苦労してくれたので、それが報われてほしいですね。

―今回の「風の色」は、“北海道ロケを敢行したラブストーリー”を作りたいと企画がスタートしたそうですが、監督から見た北海道の魅力は何でしょうか? 
比較になるか分かりませんが、画家でいうと、ゴーギャンがタヒチに行って、自分が求めている色を探したように、監督にとってロケーションというものはそれに値するものだと思います。北海道は本当に景色が美しく、海もあるし、雪もあるし、流氷もほかでは見られないものです。それから、街の中を路面電車が走っていて、そういう路面電車を見ると、自分の子供の頃を思い出します。北海道って、列車に乗って旅をするというのが、まだ浪漫として残っているし、そういう醍醐味もあるんじゃないかなと思います。

―流氷のシーンや、港での脱出マジックシーンなど、撮影は自然との闘いでもあったと思いますが、特に苦労したエピソードなどがあれば教えてください。
今回、流氷に関しては、撮影が2月を過ぎてしまっていて、それ以前でないと撮れないと聞いていたので、諦めていたんですが、運良く撮れたので、それがすごくよかったです。それから、ただでさえ寒いのに、古川君が冷たい水の中に入ったり、体が濡れたまま撮影したりすることが多く、かわいそうだなと思いながら撮っていました(笑)。でも、北海道を旅するような感じで撮影ができたので、楽しかったです。なかなか行けないところに行ったり、見られない風景を見たりすることができたので、すごく幸せでした。

―苦労したというより、楽しかったと。
撮影は43日ぐらいだったんですが、この映画にしては短かったと思います。その短い中で、ミスもなく撮影を終えることができたのは、運が良かったからだと思います。東京に来て、桜のシーンを撮らなきゃいけなかったんですが、それもしっかり撮れましたし。

―全てタイミングがよかったということですね。
タイミングも上手く合ったし、すごく運に恵まれていたので、この映画も成功できるんじゃないかと。しかも、古川君は撮影当時より、かなり有名になったと聞いているので、古川君の人気に助けてもらえるんじゃないかと思います(笑)。

―これまでの監督の作品には名シーンがたくさんありますが、今回の「風の色」で一番力を入れたシーンはどこでしょうか? 
自分なりに頑張って撮ったのが、列車と車が並行して走るシーンですね。時間をかけて、こだわって撮ったんですが、みんな喜んでくれたので、撮ってよかったなと思っています。それから、藤井さんは最後の撮影の日、雨に濡れるシーンを撮ったんですが、すごく大変だったと思います。でも、最後という寂しい気持ちもあったからか、いい感情表現をしてくれました。
そして、すごくプレッシャーを感じながら撮ったのは、最後のマジックショーのシーンですね。今回はコンテがなかったので、なおさら肩の荷が重かったんです。でも、実際撮影に入ると、思っていたほど、プレッシャーを感じず撮れたので、すごくよかったと思います。北海道はなんとか寒ささえしのげれば、いろんなシーンが撮れるなと思いました。でも、実際にはそこまで寒くはなかったです(笑)。

―撮影でお忙しかったと思いますが、北海道は満喫されましたか? 
撮影中は満喫とまではいかなかったんですが、2007年にロケハンをしたときは、北海道の路線に全部乗りましたね。列車に乗って、北海道を回ったんです。「猟奇的な彼女」のとき、全国の列車に乗って韓国中を回ったのと同じように、北海道でも列車に乗って、たくさんのものを見て、おいしいものを食べたことをいまでも覚えています。

―先ほども話に出ましたが、監督はロケーションへのこだわりが強いようですね。
ロケーションにこだわる、というより勘が働くことがあるんですよ。今回、雨のシーンで、横浜の博物館が出てくるんですが、最初なかなか見つからなくて、私自身、その建物を見たこともなかったんです。でも、スタッフに「何かありそうだから、見てきて」と横浜に行かせたら、その場所が見つかったという。北海道のウトロでも、空き家が必要だったんですが、行ってみたら、まさにぴったりの空き家があったし、そういう勘が働くことがあるんです。

―日本の俳優と仕事をするのは今回2度目だと思いますが、日本の俳優の印象はいかがですか? 韓国、中国の俳優との違いはありますか? 
韓国と日本の俳優はすごく似ていますが、日本はマネジャーがすごく動いていて、マネジャーパワーが強いなと。韓国はどちらかというと、俳優の意見が強くて、中国はさらに俳優の力が強い(笑)。日本の俳優は真摯な姿勢で臨んでくれるし、監督の言うこともよく聞いてくれますね。あと、日本は撮影が終わると、監督から俳優に花束を渡すのが、すごくステキだと思います。なので、韓国でも中国でもそれをやってみたら、すごく評判がよかったんです。だから、私がそういう日本の文化を広めたことになりますね(笑)。

―また日本の俳優と仕事をしたいというお考えは? 
これから作ろうと思っている作品もあるし、企画もあるし、引き続き一緒に仕事をしていきたいと思っています。

―クァク監督の作品は、若者が主人公の作品が多いですが、今回の「風の色」もフレッシュな2人に加え、竹中直人さん、袴田吉彦さん、小市慢太郎さん、中田喜子さんといった実力派・ベテラン俳優が脇を固めていますね。
ベテラン俳優たちと仕事をするのは本当にいいんですよ。経験も豊富で頼りになるし、いろいろ助けてもらえるし。こちらもおのずと尊敬の念を抱くようになるし。たくさんのことを説明しなくても、全体の大枠だけでちゃんと分かってくれるので、ありのままの姿を引き出して、作品の中に込めればいいので、一緒に仕事ができるのはうれしいことです。今度はベテラン俳優が引っ張っていくような映画も撮ってみたいです。

―「風の色」は、監督自身が「自分史上、最高のラブストーリー」と自負する作品ですが、これから見る観客にメッセージをお願いします。
その言葉が本当なのかどうか、実際に見て確認してほしいですね。見た後、お互い語り合いましょう! 


 クァク・ジェヨン監督がインタビュー中、何度も「運に恵まれた作品」と愛着を示していた「風の色」。2007年から準備が始まり、2015年3月にクランクインし、4月末にクランクアップ。そして2017年7月に「富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」で初上映され、ついに2018年1月26日(金)からTOHO シネマズ 日本橋ほか全国ロードショー! 神秘的で幻想的な愛の物語がいよいよ幕を開ける。
2018年1月22日18時39分配信 (C)WoW!Korea


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