「SNUPER」
「SNUPER」
7月20日に韓国で4th Mini Album Repackage「流星 (The star of stars)」をリリースした6人組アイドルグループ「SNUPER」が、韓国での活動に続き日本でのリリースイベントを始動。
9月9日(土)には東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて、無料SHOWCASE「SNUPER SHOWCASE ~The star of stars~」を開催した。

SNUPER の最新ニュースまとめ

 白と青を基調にした夏らしい爽やかなファッションでステージに登場した「SNUPER」の6人。客席を埋め尽くしたファンの大きな歓声の中、今回のリパッケージアルバムのタイトル曲「流星(The star of stars)」でイベントの幕を上げた。満天の星空をイメージさせる幻想的なアレンジに乗せて、恋をした時の甘い切なさがこみ上げるようなボーカルとラップで「SNUPER」らしく出会いの奇跡を表現した、空気が澄み夜が長くなっていくこれからの季節にぴったりの曲だ。

 数か月ぶりとなる日本での活動にリーダーのテウンは「僕たちに会うために日本の『SWING』(=「SNUPER」のファン)の皆さんがたくさん来てくれて、今超うれしいです!」と満面の笑みを見せる。他のメンバーも口々に日本のファンとの再会を喜び、中でもひと際テンションの高いウソンは「最高ぉ―!!! 」と雄叫びのごとく声を張り上げてメンバーたちの笑いを誘った。

 MCからこの日の衣装について尋ねられた6人はそれぞれのファッションポイントを紹介。
テウンが「僕の衣装は純粋な感じで、ストライプのシャツがポイントです」と始め、続くサンホが「僕はこのワイドパンツがポイントです。そしてこのひもをつけました」と腰につけたアクセサリーを見せると、ウソンがそれをペットの散歩ひものように持って「はい、座って!」とボケをはさんでくる。それに素直に合わせるサンホにMCからの「犬じゃないでしょ!」というツッコミが入り、テンポよいやりとりに会場はとても楽し気な雰囲気に包まれた。

 そして「まず白いシャツがあります。それから可愛いチョッキがありますよね」と丈の短いニットベストを見せるセビン。“チョッキ”という単語に客席からは笑いが起こり、その丈の短さについてはメンバーから勢いよくツッコミのコメントが入る。「そして、本当に長~いチョーカー!」と首のアクセサリーを見せると、ここぞとばかりにウソンが「座って!」と犬の散歩ひもコントを繰り出していじられるという、末っ子のセビンらしい一幕を見せた。
ウソンは「僕もサンホくんと同じワイドパンツ。涼しい。なんか足がとても長い」と自画自賛。次にスヒョンが「カフスシャツに、ちょっとワイドパンツ!」と涼し気なカジュアルファッションを紹介し、最後にサンイルが「このジャケットとサックルベルトです。みんなはベルトしてない」と他のメンバーと自分を見比べると、「仮面ライダーだ!」という振りがどこからか飛んできて、愛嬌たっぷりの変身シーンを披露した。

 次の話題は今回のアルバムについて。「“希望を伝える『SNUPER』”というコンセプトで、流星を見てこみ上げる気持ちを表現したアルバムです!」とスヒョンが切り出すと、テウンが「タイトル曲の『流星(The star of stars)』は、流星のように自分の全てがなくなっても愛する人に1番かっこいい姿で今会いに行く、という意味の曲です」と紹介し、ミュージックビデオの見どころについて「『SNUPER』の自由な姿が見られると思います。撮影の時は大きな風車がきれいでした」と続けた。

 ミュージックビデオの撮影中には大自然に囲まれたロケーションの中で虫がたくさんいたそうで、「セビンくんは虫が怖いから、僕が守りました」とウソンが頼もしく話し、虫の乱入によって何度も撮影がストップしたエピソードを再現して見せた。

 焚火を囲んでキャンプファイヤーの雰囲気も楽しんだと振り返るメンバーたちにMCが「韓国ではキャンプファイヤーをする時に歌う歌はないんですか?」と聞くと、ハミングで元気よく歌いだすメンバーたち。終始テンションが高くとても楽しそうなメンバーの様子に客席からの笑いも絶えない。

 タイトル曲「流星(The star of stars)」のダンスのポイント紹介では、「今日はSHOWCASEだから、みんなで一緒にやりましょう!」というサンホの提案でMCまで巻き込んで、手で星の輝きを表現した“キラキラダンス”を披露。他では見られない7人編成の「SNUPER」に客席のファンも大きな歓声を送った。

 トークコーナーの最後には「キュンとくる一言」というお題でメンバーが1人ずつ甘いワンシーンを演じて見せた。最初に名乗り出たのはウソン。「僕はベートーヴェンです。僕はモーツァルトです」と前置きし、「あなたは僕の音楽だ」とささやくようなセリフを披露。「昨日夜シャワーを浴びながら考えました」と付け加えた。

 それに続くサンイルは「僕は愛嬌を準備しました!」と親指を立てて、「おつかれんこんパワー!」という新しいフレーズを可愛らしく演出した。 「次は26歳!」と振られ「26歳?誰??」と答えた最年長者のスヒョンは、「お前、可愛すぎてなんか、ム・カ・つ・く!」と大人の魅力と甘いベイビーフェイスを武器にした一言で客席のファンの心を掴んだ。

「おい、もらっていい?君の唇」と男らしくセクシーな魅力を振りまいたのはなんと末っ子のセビン。これにはお兄さんメンバーたちも「おー!」と感嘆の声をあげた。 「最後はちょっと緊張するから」と次に手をあげたのはサンホ。「俺の存在理由は、お前がいるからだよ」とかっこよく決めると、すかさずウソンとスヒョンが後ろでドラマのOST曲を情熱的に歌い始め一気にコミカルな雰囲気に持っていってしまう。

 最後はリーダーのテウンが投げキッスからの「これは唇の契約だ」というセリフでファンからの黄色い歓声を集めるも、ここでもウソンによるドラマOST曲のBGMが入り、やはり笑いの中でトークコーナーを終えることになった。

 「『SWING』の皆さんのために、何でもします!」とウソンの曲紹介で再びのライブパートへ。スローテンポの柔らかいバラード曲「I‘ll do It」に続けて「お!もしかしてこの場所は天国ですか?なぜなら『SWING』の皆さんがいるから!」と日本デビュー曲「YOU=HEAVEN(JPN ver)」でキラキラのステージを作り上げる。ファンの掛け声もひとつに重なり、来月には日本デビュー1周年を迎える彼らがファンと歩んできた道のりが鮮やかに浮かび上がる。

 最後に「流星(The star of stars)」にちなんだ「流れ星に願い事をするなら?」という質問にメンバー全員が「『SWING』とずっと一緒にいたい」と答えた。ウソンが語った「武道館でライブがしたい」という夢にも「『SWING』と一緒に」という条件付きだ。

 願いを胸に、心をひとつに「Back:Hug」で情熱的に本編の幕を閉じた「SNUPER」。アンコールでは客席からサプライズ登場し、ファンを喜ばせた。ファンとともに笑顔になり、歌声を重ね、手を重ねてその絆を確かめ合う。

 無料イベントとは思えないほどのメンバーたちのテンション、そしてファンの盛り上がり。たくさんの「うれしい」で始まり、たくさんの「ありがとう」で幕を閉じる、幸せな時間とはこのことだと実感できるSHOWCASEになった。


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