「MAMAMOO」
「MAMAMOO」
世の中に生まれた赤ちゃんたちが最初に学んだり話したりする共通語ママ(MAMA)のように、全世界すべての人々に親しまれる音楽を届けたいという意味でグループ名にし、デビューした4人組ガールズグループ「MAMAMOO」。 2014年のデビューから、他の追随を許さない圧倒的な歌唱力で曲を発表する度に大ヒットを記録し、今最もホットなガールズグループとして注目されている。昨年の初来日でもすでに多くのファンを魅了した彼女たちが、ついに日本で単独公演「MAMAMOO JAPAN 1st STAGING」を6日、東京・赤坂BLITZで開催した。日本で初めての単独公演ということで、その時間を一緒に過ごそうと、年齢・性別を問わず多くのファンが会場に集結した。

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 4人全員が白一色で統一された衣装でステージに登場すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれ、「MAMAMOO」の公式グッズであるユニークな大根の形をしたペンライトが揺れた。ライブは「MAMAMOO」のデビューミニアルバムのタイトル曲「Mr. E me mo ho」からスタート。メンバーは会場をいっぱいに埋め尽くしたファンを見て笑顔を見せ、息の合ったステージを披露。ファンも声を合わせて大合唱となり、ファサの「Ladies and gentleman, make some noise!」という呼びかけに早くも会場は熱くなった。続く「Baton touch」では曲の途中でソラが「皆さん楽しいですか~?今からダンスを教えたいと思います!」と話し、そこからファンも一緒にダンスを踊りながら会場を一つにした。

 ここでMCの古家正亨が登場、メンバーたちが一人ずつ日本語で自己紹介をすると、「MAMAMOO」の魅力に迫る時間を設けた。ついに日本単独公演をすることになった「MAMAMOO」にファンから「フ~!」と歓声が寄せられるとソラは日本語で「私たちもお待ち」と答え、古家正亨が「お待ちしていましたですよね?」と続けると、ソラは「はい、お待ちしていました。日本語は少し大丈夫です」とキュートな日本語を披露して会場を和やかにさせた。

 その後「MAMAMOO」のこれまでの華麗な軌跡を振り返る映像が流れ、古家正亨から「デビュー3年目で、自分たちはトップを走っているとは思いませんか?」と質問されるとフィインは「そのようには思っていません。私たちはK-POPの家族として、たくさんのアーティストの皆さんと一緒に素敵なK-POPを作っていこうと思っています」と答えた。また韓国の公式ファンカフェの登録者が10万人だという「MAMAMOO」は、現在日本では無料のファンクラブのみがある状態。古家正亨の「ぜひ日本で正式にファンクラブを作ってたくさん活動をしてほしいですね」という呼びかけにファサは「私たちはそうしたいと思っていますが、私たちの希望だけではそうにもならないことなので…(笑)今日代表もこの場に来ていますので、相談したいと思います!」と話してファンを喜ばせた。

 メンバーが自分ではなく、他のメンバーについて作成した自己紹介を見るコーナーでは、ソラの性格についてムンビョルが「面白い。でも私だけ面白がる」と紹介。ムンビョルは「ソラはあんまり面白い人ではないんですよ(笑)でもずっと一緒にいるからなんだかそのツボにはまってきたんです(笑)」と話し会場を笑わせた。またムンビョルの理想のタイプについてはフィインが「男性の方がリードされるのがいいと思います」と回答。セルフショットが上手いというフィインについては、メンバーがフィインの表情を真似して再び会場を爆笑させた。さらにファサのダンスについて語る時間ではソラが「首をよく使う」と回答、ファサが実際に披露してみせ、自分で「認めます」と宣言し、またまた笑いを誘った。

 続くステージではセクシーでラグジュアリーな雰囲気が漂う「Piano man」、「MAMAMOO」の圧倒的な歌唱力に心を打たれるバラード曲「I miss you」のステージが続いた。「Piano man」ではメンバーの一つひとつの仕草に歓声があがり、「I miss you」では特に優しく、時に力強い声に会場全体が引き込まれた。異なるスタイルの2曲を披露した後はゲームコーナーへ突入。

 8ポイントを獲得すればスペシャルプレゼントを進呈、できなければ罰ゲームというコーナーでは、まず以心伝心ゲームに挑戦した。「MAMAMOO」の楽曲名から連想するポイントダンスが4人全員一致すればポイント獲得となるが、ファサのみが違う動きをして正解ならずという状況が続き、ファサは「気がおかしくなりそう…」と話して会場は爆笑に包まれた。結局6問中2問しか正解できず、この時点ですでにスペシャルプレゼント獲得の道は閉ざされたが、続くテレパシーゲームで全問正解できればプレゼントをあげるというスペシャルルールを設け、次のゲームに挑戦した。

 メンバー3人が5秒ずつ書いた絵を最後の一人が何を書いたのか当てるゲームだ。うさぎ、ジェットコースター、スカイダイビングなどの絵を描いたメンバーたちだが、難解な絵に眉をひそめるソラや、絵を描く役ではないのに「ペンがないです」と申し出るファサなど、終始ファンを爆笑させながらもなんとか全問正解することに成功!プレゼントの焼肉食べ放題チケットをゲットして喜んだ。ゲームコーナーを終えてファサは「本当に面白かったです。ファンの皆さんと心を通わせている感じがしました。でもやっぱり歌を歌っている時が一番いいですね!」と再びステージ披露の時間を持った。

 自然に手拍子がおこる中、4人の甘いハーモニーに酔いしれる「Love lane」、セクシーダンスに歓声が飛んだ「New York」、明るいエネルギーが心地よい「Woohoo」まで披露すると4人は一人ずつ日本のファンに感謝の気持ちを伝えた。ソラは「日本に来るのは2度目ですが、今日は初めて「MAMAMOO」だけの単独ステージをすることができました。たくさん来てくれて本当にありがとうございます。また見てね!」と笑顔を見せた。フィインは「今日披露する曲も残りわずかとなりました。日本には頻繁には来られませんが、その分残りのステージを頑張って、かっこいいステージをお見せします!」と伝えた。ファサは「前回より多くの方に来ていただき、空港でもたくさんの方がお出迎えしてくれてうれしい気持ちで活動ができました。国ごとに感性というものがありますが、日本の感性を皆さんから学んでいると思います。これからももっと日本に来たいです」と話した。ムンビョルも「私たちの方が皆さんに楽しませてもらっていると思います。これからも頻繁に会いましょう!」と再会を約束した。

 メンバー同士の掛け合いが特長的な「Taller than you」では、メンバー同士目を合わせて笑顔を見せながら歌い、続く「I love too」では日本語の歌詞をスクリーンに表示。ファンに向けた感謝の気持ちを表すようなステージを作りあげた。そしてラストの「Decalcomanie」ではファンの掛け声も一層大きく、そしてこれまでよりさらに華やかなダンス、歌で盛り上げた。

 ファンのアンコールに応えてもう一度ステージに上がった「MAMAMOO」は、「MAMAMOO」の代表曲とも言える「You’re the best」、「Um oh ah yeh」を披露。会場が一つになって大合唱し、最後までファンとのやりとりを楽しみながら、ファンと作り上げたステージだった。

 ステージを本当に楽しんでいると思わせる表情と余裕、そして4人だけの圧倒的な歌唱力でファンを感動させた「MAMAMOO」。彼女たちは6月に韓国でのカムバックを予告している。これまで連続ヒットを続けてきた「MAMAMOO」がどんな曲でカムバックするのか期待が高まるのはもちろん、今回の日本初ライブを皮切りに、今後も日本での活発な活動にも期待したい。




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