左からワンチョル(Apeace)、イルグン(TRITOPS*)、カラム(大国男児)、ヨンウク(Apeace)
左からワンチョル(Apeace)、イルグン(TRITOPS*)、カラム(大国男児)、ヨンウク(Apeace)
韓国で上演されたミュージカル「オギョクサ」が、オール韓国人キャストによる、初の全編日本語で「あなたもきっと経験する恋の話」として5月5日より日本上演される。
明るく元気なモテ男トング役をワンチョル(Apeace)とイルグン(TRITOPS*)、恋愛に奥手なテピョン役にヨンウク(Apeace)とカラム(大国男児)がそれぞれダブルキャストで演じる。

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 公演が迫る中、現在稽古にまい進中の4人にインタビューを敢行、作品に対する思いや恋愛の話、そして4人でユニット結成の可能性?まで幅広く語ってくれた。


<B>―ワンチョルさんはこれがミュージカル初挑戦ですね。稽古をしてみていかがですか?</b>
ワンチョル:毎回練習する度にすごく緊張しています(笑)何をどうやればいいか分からなくて…突然言葉が出て来ないこともあります。正直まだ不安な部分が多いですが、カラム兄さん、イルグン兄さんがたくさん助けてくれています。練習でも本番のように緊張感を持ってやっています。

<B>―イルグンさんは舞台「伊賀の花嫁」から数か月で今度はミュージカルに出演ということになりますね。また違った役柄ですが練習してみていかがですか?</b>
イルグン:「伊賀の花嫁」では韓国人の役でしたが、今回は全編日本語ということで、特に言葉にも気を使わなければいけない部分が大きいですね。前回は元気で真面目、やる気があって一生懸命頑張る姿を見せようと努力しましたが、今回はもっと感情の部分で見せなければならない部分が多いので、今回の方が難しさを感じています。

<B>―カラムさんとヨンウクは記者会見で全編日本語というところで少し不安な気持ちももらしていましたが、練習してみていかがですか?</b>
カラム:難しいですね(笑)僕は日本語で演技するのは映画以来で、舞台では初めてなんです。初っていうのがまずプレッシャーがありますし、特に僕は韓国でもこの作品に出ていたので、そういう意味で期待してくれている方も多いと思います。

<B>―お二人とも日本語がとても上手ですから、そんなに心配することはないと思ったんですが。</b>
ヨンウク:いえいえ。特にイントネーションがすごく難しくて、「僕って今までこうやって話していたんだ、イントネーションがめっちゃ下手だったんだな」って今回感じました。あまり期待しないでください…いや、でも期待してほしいです(笑)期待してください!(笑)そして僕はカラム兄さんからたくさん教えてもらっています。
カラム:そして僕は日本人の先生からまた教えてもらっています(笑) 

<B>―制作発表会でカラムさんを頼りにする声もありましたが、実際アドバイスをすることも多いのでしょうか?</b>
カラム:そうですね。今回テピョンは僕も初めてなのでそれは演出の方にお任せして、トングはやったことがありますので、感情の入れ方とか、そのシーンの重要な部分とか、そういうところはワンチョルとイルグンにアドバイスをしています。2人の個性は生かしてほしいので、そこはそのままで、こういう風にやったらやりやすいよと話しています。
ワンチョル:すごく助かっています!
イルグン:僕より年下ですが、カラムがいなかったら本当にこの作品できていたかなと思うくらいです。
カラム:お~、ありがたいですね(笑)
イルグン:頼りにしています!

<B>―テピョン役のヨンウクさんとカラムさんにお聞きします。テピョンはジンソンに一目ぼれする役ですね。お二人は今まで一目ぼれをしたことがありますか?それとも一目ぼれはしないタイプですか?</b>
カラム:僕は一目惚れはしたことがないです。想像してみたら、ちょっとしたしぐさでキュンとすることはあるかもしれませんけど。でも僕は相手をよく知ってからハマっていくタイプなので、一目惚れはしないと思います。
ヨンウク:僕は学生時代に英語の先生に一目惚れしたことがあります(笑)授業やりたくないなぁって思っていた時、先生が「授業始めます」って入ってきて、それで気持ちが変わりました(笑)
カラム:英語の先生?外国の人だったの?
ヨンウク:ううん、韓国人の先生でした。
カラム:キレイな先生だったんだね?
ヨンウク:はい、心も声もキレイな人でした(笑)あと今考えてみたら、ドラマとかでメガネをかけていた子が突然コンタクトにしたりとか、印象が変わる時に恋に落ちたりしますよね。そういうのもあるんじゃないかなと思いました。

<B>―トング役のワンチョルさんとイルグンさんにお聞きします。トングは10年以上友人だったボラと恋人関係になりますね。お二人は長い間友達として付き合っていた人を好きになるということはあり得ると思いますか?</b>
ワンチョル:僕は小学生から知っている友達がいたんですけど。とても仲は良かったですが、僕はその時好きという感情はなくて。でも相手はずっと好きでいてくれて、僕が日本にいる時も好きでいてくれたみたいなんですね。結局僕は告白をされても断ってしまいましたが、そうなってしまうと前とはちょっと関係が変わりましたね。気まずくなってしまって。だからそういう意味では難しい部分もあると思いますね。
イルグン:僕もずっと仲の良かった友達が、急に姿が見えなくなったことがあって、それで急にその子が気になったことがあります。具合が悪かったようなんですが、薬を買って持って行ってあげたりしました。
カラム:それは恋だったの?
イルグン:ううん、友情でした(笑)急に見えなくなったから心配しただけで、そこから好きにはならなかったです。
カラム:そっか(笑)友情は友情ということですね(笑)

<B>―皆さんとても仲が良さそうですが、もともと仲が良かったのですか?</b>
イルグン:僕はこの作品で初めて会いましたが、皆優しいです。
カラム:ワンチョルとヨンウクは同じグループですけど、他は皆初めましてという感じでしたね。でもこの作品ですごく仲良くなって、お互いのグループのことも詳しく知るようになったし。ライブも観に行ったしね。
ワンチョル:4人でグループを作りたいなとも思っているんですよ。
カラム:イベント的に、なんかやりたいなと思いますよね。
ヨンウク:4人でステージやってみたいですね。「大国TRIpeace」?(笑)僕たちが具体的にこうやって声に出せば実現するかも(笑)
カラム:ファンの皆さんの声もあればできるかもしれません!(笑) 

<B>―最後に一言ずつ自身の役どころの注目してほしい点やミュージカルを楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。</b>
ヨンウク:頑張って準備しています。役にハマって、皆さんにカッコいい姿を見せるために頑張っていますので期待してください。
ワンチョル:僕の初舞台です。そしてこの4人が全編日本語で演じます、今まで見られなかったところ、新しい面を見せることができると思うのでぜひ皆さん楽しみにしてください!内容も、自分も経験したと思ってくれる方も多いと思います。そういうところも考えつつ、僕たちの演技に注目してください!
カラム:韓国で上演された作品ではありますが、笑いのポイントなど、日本の方に合わせた構成に変わっているところも見どころだと思います。初の全編日本語です、日本語の演技に注目してください。
イルグン:4人が普通ではない、面白い役を演じるので、普段は見ることのできない新しい姿を見ていただけると思います!

 写真撮影から始まったこの日のインタビュー。ソロカットを待つ間に談笑したり、肌寒くなってきた際に唯一アウターを着ていたヨンウクが、寒そうなワンチョルを後ろから包んであげるなど微笑ましい姿を見せていた。続くインタビューでも互いに頼りながら、信頼し合っていることが分かり、チームワークはバッチリの様子。インタビューはこのミュージカルだけでなく、4人でステージも機会があれば披露したいという話まで飛び出し、ミュージカルに対する期待はもちろん、今後の4人の活動をも楽しみにさせる時間だった。



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