「MYNAME」コヌ、インス
「MYNAME」コヌ、インス
1月4日(水)、埼玉・川口リリアメインホールにて、「MYNAME」のボーカルライン、コヌとインスによる「1st Premium Duet Live Gunwoo×Insoo」が開催された。 人気、実力を兼ね備えた「MYNAME」の中でも、メインボーカルとして歌唱力に定評のある2人。

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 リーダーのコヌは自身で作詞、作曲、アレンジまで手掛けた作品を含むソロアルバム「I AM 27」で、昨年グループ初のソロデビュー果たし、今月21日にはソロライブ「GUNWOO‘S 1st COVER SOLO LIVE」を開催した。

 インスは昨年、ミュージカル「カフェ・イン ~Mr.ソムリエ Ms.バリスタ~」でミュージカル俳優デビューを飾り、堂々とした歌と演技で魅力を発揮した。ボーカリストとしてさらなる成長を遂げる2人のデュエットライブは、5人の曲をはじめ、ソロステージやカバー曲もあり、2人の歌声が堪能できる公演となった。

 コヌとインスがゆっくりとステージに姿を現わすと、大きな歓声と拍手で迎えられた。バラード曲「Read Between the Lines」を熱唱し、伸びやかな歌声でステージは幕開けとなった。
続けて「ささくれ」を切なく歌い上げると、雰囲気は一変、「 (IF YOU WANNA) BE MY BABY」、「Sha la la」とダンス曲で会場を熱くすると「Missing you」を力強い歌声で披露した。

 「あけましておめでとうございます!」と新年のあいさつを済ませると、「はい、『MYNAME』のインスでーす」、「『MYNAME』のコヌです」とそれぞれがあいさつ。

 これまで「MYNAME」の歌を5曲披露したが、もともと5人の曲を2人で歌うため大変だったとしながらも、メンバーのチェジンやジュンQの歌マネでファンを楽しませた。また、ジュンQからは“コンサート頑張って”セヨンからは“服を借りていい?”とそれぞれメールが来たとエピソードも明かした。

 「次の曲は、みなさんに初めて聴かせる『GOLD RUSH』という曲です。聴いてください」とインスが紹介すると、初披露となる「GOLD RUSH」を歌い始める。ファンに手を振ったり、アイコンタクトをとったりと、ファンとコミュニケーションをとりながら歌い上げた。「続けて次の曲行きましょうー!」と呼びかけ、「Your Answer」ではファンも手を左右に振り、会場が一体となった。

 続いてはコヌのソロステージ。白のジャンパーを羽織ったコヌがステージに登場すると、ソロアルバムタイトル曲の「11 AM 27 」を感性溢れる歌声で歌唱。母への想いが込められた歌詞が心に染みる「Mama (Japanese ver) 」では、ファンはじっとその歌声に耳を傾け、聴き惚れた。

 コヌは「2017年には演技やミュージカルなど、やりたい活動がたくさんあります」とし、「まず歌手として認められてから次の活動をしたいです」と意気込みを語った。また、「もうそろそろ僕の誕生日ですよ!」と切り出し、「『MYNAME』の曲もアレンジして歌うし、みなさんからのリクエストで3曲歌うし、楽しみにしててください!」とソロコンサートへの期待を高めた。
最後に「Good eye To You」を終えるとインスのソロステージへ。

 黒のキャップをかぶり、カリスマ性溢れる姿で「Giga Fire」、「Guilty As Charged」を力強いダンスとともにパフォーマンス。ファンの手拍子や掛け声もそろい、会場はさらにヒートアップした。

 「ことしでもう韓国(の年齢)で30歳になりました」と話すインスは「子供っぽい部分をなくし、早く30歳になりたかったです。でも30歳になっても何も変わらないですね」と笑った。

 デュエットライブ開催にあたり、ファンからたくさんのリクエストをもらったが、韓国のバラード曲を準備したと「このバカ」を披露。
さらに、尊敬しているというキム・ジュンス(JYJ)の曲や、インス作曲の「RAIN」をアカペラで披露し、ファンを魅了した。

 ソロステージ最後は「雪道」を溢れる感情にのせて涙を浮かべながら熱唱。その姿にファンも釘付けとなり、歌い終わると、盛大な拍手が送られた。

 白シャツをラフに着こなした2人が再びステージに登場すると、加藤ミリヤの「You」を重なる美しいハーモニーで聴かせた。アコースティックバージョンで「オイオプソ」、「Everlastin Luv」を届け、「Everlastin Luv」では、メンバーのモノマネを取り入れつつ、途中で笑ってしまう場面もありながらも、楽しく歌い上げた。

 ライブでは恒例のセヨンの声掛けをインスが「次の曲聞いて聞いて~!」と呼びかけるとファンも「聞く聞く~!」と応え、次の曲「You're Waiting For Me」へ。続く「F.F.Y.」では客席に降り、ファンとハイタッチをしたり、手を振りながら近い距離でファンと触れ合った。

 アンコールでは「One more time」で再びステージに。コヌはクレヨンしんちゃんのぬいぐるみを片手に登場。チェジンのパートではしんちゃんにマイクを向けて歌わせたりと、可愛らしい姿でファンとともに楽しんだ。「We Made it」ではタオルを回しながらジャンプしたりと、会場は大盛り上がり。

 インスは1つ聞きたいことがあるとし、「コヌさんにとって私はどんな存在ですか?」と問いかけると、コヌは「いなくてはいけない存在です!」と真剣に答える。
インスもコヌを「いなくてはいけない存在です!」と返し、互いに握手を交わし、強い絆を見せた。

 「今日たくさん来てくれ、本当にありがとうございます。みなさんがいるから楽しくできたと思います」とコヌは感謝を伝えた。インスは3月の自身のバースデーイベントを「大阪も行きたいと思っています」と話し、今後の活動に期待を高めた。

 最後の曲は「Promise Land」をファンとともに歌い、涙を流すファンに「泣かないでください」と優しい言葉をかける一幕も。最後はファンも振付を一緒に踊り会場は温かい雰囲気に包まれた。

 「ありがとうございました」、「気をつけて帰ってください~」と呼びかけながら、インスは最後まで手を振り、コヌは丁寧にお辞儀をし、それぞれファンに感謝の気持ちを伝え、公演の幕は閉じた。



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