「OH MY GIRL」
「OH MY GIRL」
2015年に「B1A4」の妹分としてWMエンターテインメントからデビューした韓国のガールズグループ「OH MY GIRL」が、3rdミニアルバムのリパッケージ盤「Windy Day」をリリース。その発売に合わせて、7月17日(日)に東京・タワーレコード渋谷店 B1 CUT UP STUDIOにて日本初となる単独ファンミーティングを開催した。

OH MY GIRL の最新ニュースまとめ

 「OH MY GIRL」は、リーダーのヒョジョンを初めとした8人で構成されたグループ。メンバーのジホとビニはことし高校を卒業したばかり、末っ子のアリンはまだ17歳という初々しい清純派アイドルだ。

 この日1曲目となるデビューミニアルバムのタイトル曲「CUPID」のイントロが流れ始めると、ガーリーな衣装にティアラを髪に飾ったメンバーがステージへ登場。若さあふれるキュートなパフォーマンスに、会場のファンもオープニングから熱い声援を送る。

 続けて「HOT SUMMER NIGHTS」で爽やかなサマーソングを届けると、メンバーからのあいさつへ。「皆さんに会えて胸キュンしちゃう!今日は一緒に楽しみましょう!」とファンに呼びかけたミミから始まり、キリっと大きな目が印象的なジニから、スポーティーで元気いっぱいのビニへ、そして日本語担当の“ムードメーカー”ジホ、通称“キャンディリーダー”1番上のお姉さんのヒョジョン、愛嬌満点の“「OH MY GIRL」の顔”ユアに、“「OH MY GIRL」ボーカルの要”ピュアボイスを持つスンヒと、キュートな末っ子のアリンが順に自己紹介をした。

 この前日にはサイン会やハイタッチ会を開催していた「OH MY GIRL」。会場には連日に渡ってイベントに参加しているというファンも多く集まっている中、ミミは「昨日もすごく面白かったんですけど、今日はもっと盛り上がっていると思います!」と会場の雰囲気を興奮気味に話した。今回初めて日本のファンの前でステージに立ち、リーダーのヒョジョンは「本当にうれしくて、今とてもドキドキしています。日本のファンの皆さんは本当に優しくて、かっこよくて、きれいですよね!」と感想を語った。

最初のトークコーナーでは、プロフィールを紹介しながらメンバーの魅力に迫る。
 まずはユアからスタート。グループの中では“料理担当”だと自称するユアだが、メンバーからは「料理上手?」、「うそ、うそー!」と反対の意見があがる。韓国料理のケランチム(蒸し卵料理)が得意だと話すも、「私が教えた」と実はジニがユアの料理の先生だったことが判明し、ジニから「美味しかったですよ」と太鼓判をもらった。
ヒョジョンは、「寂しい時も、悲しい時も、いつでもニコニコ笑っています」という姿から、マンガの「キャンディ・キャンディ」にちなんでメンバーがつけたという“キャンディリーダー”の由来を明かす。

 続いてのジホは練習生の時からずっと続けているという日本語の勉強について、「私の声で話さないと私の心を皆さんに伝えることができないから、私の思いを皆さんに伝えたくて一生懸命勉強しています」と流ちょうな日本語で話し、会場からは感嘆の声があがった。
小学生の時に学校でテニスの大会に出場した経験を持つというビニは、「でも最初の試合で負けてしまいました」と悔しそうに振り返りながらも、メンバーからの「大丈夫!」という声を受けて、テニスのサーブのフォームをファンに披露した。

 末っ子として紹介されたアリンは「お姉さんたち、みんな大好きです!」と愛情を表現。客席からも「かわいいー!」という声を受けながら、更に特技のバイオリンをBGMに合わせてエア演奏し、「とても楽しかったです。新しい経験でした」と感想を話した。

 数々の一発芸を持つスンヒは、「眉毛で感情表現」、「ニワトリの鳴き真似」をファンに披露。スンヒのモノマネが得意だというユアとジニもお手上げの見事な一発芸で会場を沸かした。可愛らしいイメージとのギャップを続くジニも見せる。特技の「圧力炊飯器の音」を炊飯器になりきって再現し、その意外性にMCのYumiも驚きの声をあげた。

 ラップ担当のミミはここでスンヒのビートボックスとコラボして日本のラップをかっこよく披露、会場からは大きな拍手が巻き起こった。「いたずら好きで精神年齢は4歳、健康で体力もあるけど骨が少し弱くて40歳の身体年齢です」、と個性的な自己アピールをした。

 続いてのコーナーは題して「ファンのアンケート、楽しい想像!」という、「OH MY GIRLがもし自分のガールフレンドだったら…」という想定で、様々なシチュエーションに対する二択の回答をファンが事前に答えて、どちらの回答の数がより多かったのかを「OH MY GIRL」のメンバーが当てるゲームが行われた。誰か1人でも間違えたら、連帯責任でメンバー全員が罰ゲームというプレッシャーの中、「デートにいくならどんなファッション?」、「一緒にご飯をたべるならラーメン?お寿司?」、「夜景を見るなら東京タワー?お台場の観覧車?」といった問題がメンバーに次々と出題されていく。それを「テレパシー送ってください!ピピピピピー!」という可愛らしい仕草でファンの気持ちをキャッチした「OH MY GIRL」は、なんとメンバー8人全員が正解!見事に罰ゲームを回避して、ファンとの以心伝心に「私たちと皆さんはデスティニー(運命)ですね!」と喜びを分かち合った。

 そしてトークコーナーの最後では、今回リリースされた「Windy Day」がタワーレコード渋谷店週間総合チャートで1位を獲得したことが発表され「皆さんのおかげです!」「考えてもいませんでした!」と喜ぶメンバーに、会場のファンから「おめでとうー!」という祝福の言葉が贈られた。

 「次の曲は、皆さんにたくさん愛していただいた曲です」というビニの曲紹介から、韓国でのカムバック時には幻想的なコンセプトで話題を集めた「CLOSER」を披露、少女らしい澄んだ美しい歌声を会場に響かせた。
続いてはキュートな「LIAR LIAR」。客席のファンの中にはメンバーと同世代の女の子も多く、サビのポイントダンスや掛け声も完ぺきに揃えてステージのメンバーに大きな歓声をおくっていた。

 メンバーからの最後のあいさつでは、ジニの「私たちは皆さんのおかげで頑張って力を出してステージに立てると思います。ずっと私たちと一緒にいてくれますか?」という言葉にファンが熱い歓声で応えると、アリンも「もっといい姿を見せられるように頑張るので、期待してください!」とジホの通訳を通して笑顔で宣言。そのジホは「本当に感動しました~!私たち、今日みたいに皆さんと一緒に楽しめる舞台がもっと多くなればいいなと思いました」と話し、ミミは「今日はすごく盛り上がったのでドキドキしました!始まる前は何を話したらいいかなとかいっぱい考えたり、1人で不安に思ったりすることもあったんですけど、緊張じゃなくて笑顔でステージに立つことができました」という感想をファンに伝えた。

 そしてメンバー全員が口々に「また会いましょう」という言葉を残して、この日最後のパートへ。事務所の先輩である「B1A4」のジニョンが楽曲提供した「一歩二歩」では、アイコンタクトでファンの手拍子を誘い、美しいハーモニーが描くメロディーラインを華やかに盛り上げる。

 この日最後の曲はもちろん「WINDY DAY」。曲の途中で、ファンからのサプライズプレゼントとして「日本に来てくれてありがとう」という韓国語で書かれたメッセージカードが掲げられると、スンヒは感動の涙を見せた。ヒョジョンも「感動しちゃったー!」と声を高める。メンバーからファンへ、そしてファンからメンバーへ、お互いの感謝の気持ちを伝えあいながら「私たち最後のあいさつできないよー!」と名残を惜しむ。最後は「私たちも行きたくないけど、でもまた会うためにあいさつします!」というジホの前向きな言葉でこの日のファンミーティングの幕は下ろされた。

 初めての日本のステージでありながら、一生懸命日本語で思いを語り、最高のパフォーマンスを披露したメンバーと、それを心からの親しみをもって迎えたたくさんのファンたちはすでに大きな愛情で絆を築いている。「OH MY GIRL」が「ただいま!」と笑顔で日本に戻り、もっとたくさんの「はじめまして!」で繋がる日が、そう遠くない明日を待っている。


[MV] OH MY GIRL _ WINDY DAY
[MV] OH MY GIRL _ WINDY DAY




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