日本デビュー10周年を迎えた歌手Ryu
日本デビュー10周年を迎えた歌手Ryu
珠玉のドラマ「冬のソナタ」の主題歌「最初から今まで」、「My Memory」 の大ヒットにより韓流ブームの先駆けとして歌手はもちろん、文化人としても活躍中のRyu(リュウ)が8月4日、日本デビュー10周年を迎えた。

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翌5日に開催された「10周年記念ファンクラブ限定イベント」終了後、快く、インタビューに応じてくれた。Ryuが「よろしくおねがいします」と笑顔であいさつすると、インタビュールームには緊張感が和らぎ、温かい雰囲気に包まれた。


<B>―日本デビュー10周年おめでとうございます。10周年を迎えた、今のお気持ちはいかがですか?</b>
1か月前「8月で10年になるんだね」とマネージャーと話をしていましたが、昨日、歌の練習中、ファンの方から「10周年おめでとうございます」とたくさん、Twitterに頂いて「あっ、そうだ。10年だな」と思いTwitterで、つぶやきました。
10周年というと、歴史の流れのようになんですが、「私はそういわれる資格があるのかな?」と思います。

<B>―歌手Ryuの10年でもありますが、韓流ブームの先駆者としても10年活躍されていましたが、改めて10年を振り返って、いかがですか?</b>
日本に来て、ツアーで全国、いろんなところを回ってきました。デビュー当時はみなさんの前で、つたない日本語でMCをさせて頂いたのが、「何もわからないまま、やってきたんだ」と感じたことを覚えています。当時は東名阪だけではなく、童謡のアルバム「おとぐすり」を出させて頂いた時にはあえて、地方に行き、色々な方に会って来ました。自分も日本の色々なところに行けてよかったなと思いました。当時、どこが田舎で、どこが都会かわからず、歌手だから、全国を回るツアーをしているんだと思っていました。日本の色々な場所に行けて、皆さんにお会いできたことが本当に良かったと思っています。焼けた肌に白いTシャツを着ている、そんな地域の方の純粋な姿がとても印象的で、すごく覚えています。ツアーで全国を回っていたことが一番印象に残っていますね。最初、日本に来て食事など少しずつ、日本の生活に慣れて、今では日本独特の文化がだいぶ理解できるようになりました。日本で10年を過ごせたことが私の人生にとって、とてもプラスになりました。

<B>―10年を振り返り、一番変化したことは?また、ずっと、変わらずにいるものは何ですか?</b>
変化といえば、普通の人だと、自分の国でずっと30年間住んでいたとして、「留学に行くことにした」とか「韓国を離れてアメリカに移住する」とか、はっきりした目的があるパターンが多いと思います。私は韓国から日本に来て活動していますが、1か月に一度は帰っています。韓国は自分を育ててくれた故郷なので、韓国に帰ると「帰ってきた」と感じます。日本はずっと行き来きしていたわけですが、この10年間は日本で自分の人生を過ごしたという感じです。やっぱり、誰もができないことを歌手としてだけでなく、人間としても経験できたことが(日本という)違う環境で生活できるということが、一番、変化したことですね。韓国ではコンペに参加する曲を作る作業をしたり、友達と会って、食事をしたり、お茶を飲んだりといった時間を過ごしています。ですから、半分日本人になったように感じます(笑)。空港のイミグレーションに立った時は自分が外国人だと思います(笑)。日本では言葉も通じますし、どこに何があるかもわかるので住めますね。生活の変化も含めて、この変化を新しい変化として楽しんでいます。昔は言葉もわからなかったので、日本のスーパー行くと緊張感がありました。音楽に対する想いも昔は色々な人に聴いてもらいたいと思っていましたが、最近は自分のできる音楽、自分ができることをやればいいと感じました。メンタル的に安定し、気持ち的にこういう志で音楽活動をしていきたいと思います。大人になると生活に疲れて、色々なことに流されてしまうことがあると思いますが、自分を信じること、世の中の美しいことに感動すること、感謝の心、純粋な心は変わらないですね。40歳になりますが、今まで失敗はありましたが後悔はしていないですね。音楽に対する心は変わっていないと思います。

<B>―10月1日リリースされるNEWアルバム「静かに恋をして」、のご紹介をお願いします。</b>
アルバムは10曲収録されています。そのうち、僕が書いた曲は5曲ですね。コンテンポラリーバラードです。友達のミュージシャンをはじめ、この10年を共にしてきた周りの音楽家に作ってもらった曲が収録されていますが、全部すごくいい曲なんですよ。アップテンポの曲はないですが、あえて、一つの物語のように聴きやすく、落ち着いた雰囲気のアルバムにしようと思いました。ですから「静かに恋をして」なんです(笑)。

<B>―このアルバムを聴いてみなさん、Ryuさんに「静かに恋をして」しまいますね。</b>
みなさんの恋でいいんですよ。この曲には色々な意味が込められています。例えばワンちゃんやネコちゃんを恋しく思ったりと、どんな形でも静かに恋をしていれば、“いい人生だといえる”というメッセージが込められています。

<B>―このアルバムのタイトル「静かに恋をして」にはどんな思いが込められていますか?</b>
夜中にキーボードを「トーン」と弾いたら、「♪静かに恋をして~」というメロディーを口ずさんでいました。今回のアルバムでは私なりに影響を受けた日本の叙情的な愛の形を表現したかったんです。たとえば、穏やかな週末に麻布十番を歩いている恋人たちを見ると、日本の恋人たちがそっと、手を静かに組んでいる姿に日本の文学に描かれている、日本独特な愛を感じました。スーパーに行っても、日本の恋人たちが目に入ってきて、この人たちは「静かに恋をしているな」と感じました。その姿を印象的に、どう表現したらいいかと考えたら「♪静かに恋をして~」とイメージしました。別れた恋人同士であっても「まじめな愛を育んでいたから、別れてしまっても、あなたもいい人に出会って『静かに恋をして』ゆるやかに生きて下さい」という想いも入れたかったです。

<B>―アルバムには尊敬する玉置浩二さんからの提供曲「Winter Leaf~君はもういない」も収録されていますね。先ほど、初披露されましたがいかがでしたか?</b>
超~、緊張しました。この曲もリハの時に歌ってみたんですが、ライブでは初めて歌ったので、すごく、緊張しました。「静かに恋をして」は私自身の曲ですが、玉置浩二さんの曲でなくても、他の方の楽曲をレコーディングしてライブで歌う時は、自分で作曲した歌とは違う緊張感がありますね。作家の気持ちを理解しないといけないので、素敵な曲を頂いたのに上手く歌えなかったらというプレッシャーもあります。でも、レコーディングの時みんなが「あなたらしく」とアドバイスしてくれました。

<B>―今日はライブで、アップテンポの曲もご披露されていましたよね?</b>
「国際結婚」という曲で、韓国の男性と日本の女性という設定で国際カップルを想像して作った曲です。(日本デビュー10年で、初めての楽曲提供(『GALAXY of DREAMS』)したのがSKE48と様々なジャンルの音楽を手掛けるRyu)

<B>―カヴァーアルバム「ユメ-襟を濡らす涙」(「なごり雪」、「少年時代」)、「おとぐすり」(「赤とんぼ」、「ふるさと」、「果樹園の道」)、洋楽カバー「Love Note」とアルバムをリリースされていますが、今後、カバーしたい曲はありますか?</b>
あります。あります(笑)。最近はLe Couple (ル・クプル)さんの曲も聴いています。あと、YouTubeでタイトルはわからないですが、偶然知った曲もあります。洋楽はマイケル・ジャクソンの「gone too soon」とかもいいですね。

<B>―Ryuさんの尊敬するアーティストは玉置浩二さんの他に、エリック・ベネイ、スティービー・ワンダー、マライア・キャリーとありましたが。</b>
最近はR&Bをあまり、聴かないですね。でも、R&Bを書いてっていわれるとうれしく、楽しく書けると思います(笑)。

<B>―ゴルフが大好きなRyuさんですが、昨年2月冬ソナイベントでユン・ソクホ監督とリュ・スンスさんと「一緒にゴルフしましょう」と約束したとお聞きしましたが実現はしましたか?</b>
あの後、2、3回行きました(笑)。ユン・ソクホ監督とリュ・スンスちゃんと(笑)4人で行きました。大先輩の歌手の方とユン・ソクホ監督とゴルフ友達と一緒にいったこともありました。このアルバムの準備でゴルフしている場合じゃないなと、今は行ってないですね(笑)。

<B>―忙しい時のストレス解消法はありますか?</b>
忙しい時はみんな家で料理をして食べるということが難しくなるので、みんなを誘って、麻布十番あたりで外食をします。最近はタイフードにすごく、嵌っています。
昔はパクチーとかの香草が苦手でしたが、チャレンジしてみたら、美味しくて、先週は1週間、全部タイ料理でした(笑)。1日に二回食べたこともありました。ストレス解消はタイフードですね(笑)。今はゴルフモードではないですね。

<B>―最後にファンの方へメッセージをお願いします。</b>
みなさんのおかげで、10年も日本で活動ができ、みなさんのおかげで10周年記念のアルバムも出すことが出来ました。ファンの方同士で絆ができたりと。すべてがファンのみなさんのおかげなのです。本当に感謝しておりますし、よい音楽で恩返ししたいという気持ちが強いです。


“日本と韓国の架け橋になりたい”という想いから10年…。最近では音楽活動だけではなく、料理本の出版、さらに料理講座の講師と文化人として活躍の場を広げているRyu。10年間という長い時間、日本のファンに愛され続けたのはスターとして、決して奢ることなく、何事も謙虚に受け止め、誠実かつ真摯な人柄がRyuの魅力だと感じられたインタビューとなった。彼の魅力がたっぷりと詰まった10周年記念アルバム「静かに恋して」に期待が高まっている。




2014年10月1日(水)発売 10周年記念アルバム「静かに恋をして」
■価格
通常盤 ¥3,240(税込) ZACL-9080 (1CD)
初回限定盤 ¥5,980(税込) ZACL-9078~79 (2CD+1DVD)
■収録曲(通常盤、初回限定盤:共通盤)
1. 静かに恋をして (作詞:Ryu 作曲:Ryu 編曲:増崎孝司)
2.Winter Leaf~君はもういない (作詞:玉置浩二、須藤晃 作曲:玉置浩二 編曲:安部潤)
3.歳月 (作詞:松井五郎 作曲:Yoon Young Jun 編曲:Yoon Young Jun)
4. Only One World (作詞:松井五郎 作曲:Ryu 編曲:小野塚晃)
5. 生まれたての愛 (作詞:凛々 作曲:寺島良一 編曲:Yoon Young Jun)
6. 時の砂 (作詞:加藤仁恵 作曲:Yoon Young Jun 編曲:Yoon Young Jun)
7. 小部屋 (作詞:Ryu、加藤仁恵 作曲:Ryu 編曲:klei)
8. 儚い唇 (作詞:松井五郎 作曲:Ryu 編曲:増崎孝司)
9. Sunlight (作詞:Ryu 訳詞:松井五郎 作曲:klei 編曲:klei)
10. I’d like to dance (作詞:Ryu 作曲:Ryu 編曲:安部潤)
初回限定盤[DISC2]:Ryu Best Selection
1. MOMENT
2. Let me get your love
3. 私がいなくなっても
4. My Memory
5. たいせつ
6. nobody knows
7. 君と永遠に
8. 群星
9. 少年時代
10. Believe
11. Snow Lake
12. 最初から今まで
13. 遅刻~cinema version~
初回限定盤[特典DVD]:Music Video集+「静かに恋をして」セルフライナーノーツインタビュー
聞こえない告白
私がいなくなっても
Dream Lover
nobody knows
遅刻
最初から今まで(1cho)
17月のカレンダー(1cho)
パラム(1cho)
MOMENT(1cho)
My Memory
★「静かに恋をして」セルフライナーノーツインタビュー収録

「Ryuの韓流ドラマコンサート」
人気韓国ドラマの主題歌に加え、Ryuの新しいアルバムからの新曲披露もあり、内容の濃い、充実したステージになること間違いなし!
出演:Ryu、キム・テフン(大人気ドラマ「復活」OST参加)、URs、バラダン(室内管弦楽団)
ゲストミュージシャン:増崎孝司(from DIMENSION)
★ 10月4日(土)東京きゅりあん大ホール/ Open 14:30/Start 15:00
□問合せ:株式会社ハーモニー 03-3472-5110
★ 10月8日(日)大阪メルパルクOSAKA/ Open 14:30/Start 15:00
□問合せ:株式会社ハーモニー 03-3472-5110


Ryuさんからメッセージ到着!
Ryuさんからメッセージ到着!




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