ミュージカル「RENT」より
1996年にアメリカ・ニューヨークの小さな劇場で誕生したミュージカル「RENT」。さまざまな若者たちの悩みや葛藤を描き、今までのミュージカルでは敬遠されていた貧困、ドラッグ、エイズなど社会的な題材を取り上げた名作だ。日本では2015年公演から約2年ぶりの上演となり、新キャストも迎え、さらなる期待が寄せられている。
ミュージカル「RENT」開幕前日の7月1日(土)、公開ゲネプロを東京・シアタークリエで開催した。
【ミュージカル『RENT』公演概要】 
期間:2017年7月2日(日)~8月6日(日)
会場:シアタークリエ
演出:マイケル・グライフ
出演:村井良大、堂珍嘉邦、ユナク(超新星)、青野紗穂、ジェニファー、平間壮一、丘山晴己、NALAW(CODE-V)など
製作:東宝
公式HP:http://www.tohostage.com/rent2017/

「RENT」あらすじ
20世紀末。NY、イーストヴィレッジ。映像作家のマークは友人で元ロックバンドのボーカル、ロジャーと古いロフトで暮らしている。夢を追う彼らに金はない。家賃(レント)を滞納し、クリスマスイヴにもかかわらず電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来、引きこもり続けているロジャー自身もHIVに感染しており、せめて死ぬ前に1曲後世に残す曲を書きたいともがいている。ある日彼は階下に住むSMクラブのダンサー、ミミと出会うが、彼女もまたHIVポジティブだった。一方のマークはパフォーマンスアーティストのモーリーンに振られたばかり。彼女の新しい相手は女性弁護士のジョアンヌだ。仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストリートドラマーのエンジェルに助けられ、二人は惹かれあう。季節は巡り、彼らの関係も少しずつ変わってゆく。出会い、衝突、葛藤、別れ、そして二度目のクリスマスイヴ……