「TENSI LOVE」
「TENSI LOVE」
昨年11月にアルバム「Cake House」で日本メジャーデビューを飾った2人組「TENSI LOVE(テンシラブ)」。この度、8月9日(火)に待望の2ndアルバム「SHINE」とDVD「a reflection house」を発売することとなった。

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 「TENSI LOVE」は2006年に結成されたキュートなボーカル、ゴ・ジフとサウンドプロデューサーのファン・イェジュンから成る男女のユニットだ。韓国では、「少女時代」テヨンがパーソナリティーを務めるラジオ番組のテーマソングを担当し一躍注目が集った。エレクトロニック・クラブを活動拠点とし、主要配信インディーズチャートで1位を記録した「TENSI LOVE」が、日本で活動の場を広げながら彼ら独自の音楽を見せる。

 7月某日、プロモーションのため来日した「TENSI LOVE」に話を聞いた。

<b>-2ndアルバム「SHINE」のコンセプトを教えてください。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:エレクトロニック且つポップな要素が含まれたアルバムです。全体的にサウンドが爽やかでクールな感じですが、わたしたちがお聴かせしたかった音楽そのものに仕上がっています。
<b>ファン・イェジュン</b>:最初から中盤までは面白く、最後は整った感じになっています。

<b>-.DVDの撮影は以前にもしたことがありますか。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:今回が初めてです。日本に比べて韓国ではDVDを撮影する機会が多くありません。ファンの皆さんに、音楽以外の部分を知ってもらうのに良い方法だと思いました。
<b>ファン・イェジュン</b>:ジフさんがどのように音楽制作をしているのか、どのように練習しているのかなど仕事内容のほかにも、友人と会う様子などプライベートな姿も含まれています。

<b>-タイトル曲「SHINE」の中に、「You can change」という歌詞がありますが、ご自身で「最近変わったな」と思う部分はありますか。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:まず、イェジュンさんのヘアスタイルが大きく変わりましたね(笑)。それから痩せましたし。いつも後ろの暗い所でキーボードを弾いていたのに、前に出てくるようにもなりました。
<b>ファン・イェジュン</b>:周りから「TENSI LOVE」はソロ歌手みたいだと言われるんですよ(笑)。ただ陰で音楽を作るのではなく、人前に積極的に出てみてはどうかとアドバイスを受け、イメージチェンジをしました。

<b>-夏の思い出やエピソードを教えてください。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:子どものころ、父が肩車をしながら海の深いところまで入ったことがありました。その夜に、深いところで溺れる悪夢を見たんです。父が驚いて、「どうしてそんなに泣き叫んでいるんだ」と言うので、「海に落ちるんじゃないかと思って…」と答えると、父が「それならきちんと息を止めて、底に足をついて、歩いて出たらいいよ」と言い、「そうなんだ」と思って寝た記憶があります(笑)。
<b>ファン・イェジュン</b>:高校1年の夏に、中学時代から親しい友人たちと小遣いを集め、自分たちだけで遊びに行くことになりました。登山やドライブコースで有名な南漢山城という場所に行ったのですが、その友人の中にいわゆる「お金持ち」がいて、旅行先にその友人の両親も来ていました。そして、その友人を連れて帰ってしまったんです。僕たちは結局、漢江(ハンガン)に移りテントで寝ました。街でテントを張って寝た、そんな出来事が友人との最初の思い出になりました。

<b>-韓国で夏オススメの場所を教えてください。</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:COEXです。映画館もありますし、ショッピングモールが充実しているので、特に女性の方にオススメです。一日中楽しめる場所だと思います。
<b>ゴ・ジフ</b>:漢江(ハンガン)です。夏になると家族連れや若者がテントやシートなどを持って集まり賑やかです。野外公演なども開かれていますので、ぜひ行ってみてください。

<b>-日本では夏といえば「冷やし中華」や「そうめん」を食べるのですが、韓国では夏に食べる料理といえば何ですか。</b>
<b>2人</b>:冷麺ですね!
<b>ゴ・ジフ</b>:冷たいものもよく食べますが、スタミナをつけるために「参鶏湯(サムゲタン)」もいいですよ。

<b>-今夏挑戦したいことはありますか。</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:ダイエットをしようかと思います(笑)。
<b>ゴ・ジフ</b>:プールに久しく行っていないので、わたしも少し運動しようかと思います。ヨガにも興味があります。

<b>-自慢を教えてください。</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:僕の趣味は、写真を撮ることなのですが、「TENSI LOVE」のポスターやCDジャケットも僕の作品です。最初の撮影では、プロのカメラマンにお願いしたのですが、なぜか写真を決定するときに悩んでしまったんです。そこで、僕が再度撮ってみて、最終的には僕の作品を使うことになったのです。
<b>ゴ・ジフ</b>:これまでのCDジャケットやポスターなど、全てファンさんの作品なんですよ。どういう撮り方をしたら美しく見えるかなど、見極める力が素晴らしいと思います。
<b>ファン・イェジュン</b>:写真に関して、センスがあるみたいです。それが僕の自慢ですね。なんて…すみません(笑)。
<b>ゴ・ジフ</b>:私の自慢は、顔の中でいえば“鼻”です。鼻の形が自分でも気に入っています。それから、まつ毛が長いので、付けまつげをしなくてもはっきりしているところも自慢です。

<b>-恋の話を聞かせてください。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:好きな男性のタイプは、信頼できる人です。韓国の芸能人でいえば、イ・ソジンさんやソン・イルグクさんのような男性がいいですね。それから、日本の芸能人でいうと「嵐」の松本潤さんが好きです。マツジュンさんが出演しているドラマは、すべて見ています。外見でいうと、好きなタイプとは少し違うような気もしますが、演技をしている姿を見て、とても素敵で魅力的な方だと思いました。
<b>ファン・イェジュン</b>:僕は、軍隊へ行く当日に彼女に振られたことがあります。それも、入隊する5時間前に…。前日までは「別れよう」という話を一切していなかったのに、僕が(軍隊へ)行く数時間前に突然そんな話をしてきたので、さすがに頭にきましたね。怒りを抱えたまま軍隊へ行ったのですが、訓練期間の間に髪をバリカンで剃るとき、落ちていく自分の髪を見て気持ちがスーっとしました。本当なら悲しむはずなのに、なぜか快感でした。今考えてみても、2年間も交際していたのに、突然の別れを迎えてしまったので、あの日のことは鮮明に覚えています。

<b>-仕事中に起こったハプニングを教えてください。</b>
<b>ファン・イェジュン</b>:僕たちのレコーディング室で起きた“本当の話”をしますね。以前のレコーディング室は1階が事務室で地下がレコーディングをする場所でした。ある日、僕が1階で庭を見ていたら、突然知らない人が地下の方へ走っていったんです。その瞬間「泥棒だ」と思い、追いかけたら地面に血が残っていて、階段の方へと続いていました。階段の途中にトイレがあったのですが、トイレの壁には手の形になった血が付いていて、レコーディング室にまで血が残っていたんです。状況から見て、“怖い人たち”が外で乱闘を起こし、ナイフで切りつけられてレコーディング室の方へ逃げ込んだのだと思います。僕はその様子を見て、「今回のアルバムは大ヒットするかもしれない」という予感がしたのを覚えています。
その後、レコーディング室を別の場所へ移したのですが、ケーブルを繋げる作業をしていたら、一部に血の痕跡が残っていて、あの出来事を思い出しました。実は、レコーディング室という場所は、不思議な話が多いんです。誰もいないのに、どこからか奇妙な音がしたり、楽器が勝手に鳴り出したり…。機材がアンテナの役割となって、どこかの電波を拾って音が出るということもあり、そのためレコーディング室に「幽霊が出る」という噂が立つこともあります。「怖い話」になってしまいましたが、夏なのであえて皆さんへお話してみました(笑)。

<b>-日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。</b>
<b>ゴ・ジフ</b>:この夏は「SHINE」をたくさん聴いてくださいね。今、日本ではK-POPアイドルが大人気ですが、わたしたちも皆さんへ音楽をお届けしたいと自信をもって準備してきました。「TENSI LOVE」をぜひ応援してください。
<b>ファン・イェジュン</b>:とにかく、「SHINE」は夏にピッタリな曲です。冷たいジュースを片手に僕たちの音楽を聴いて、暑い夏を快適に楽しく過ごしていただければと思います。

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